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QUESTION 質問No.525

トルクレンチの精度管理

生産統計・SQC |投稿日時:

現在社内にて計測器の校正を担当しています。その中で、トルクレンチの精度管理について御教授下さい。

トルクレンチを検査する際に21回の測定(実際には最初の1回目は捨て打ちですので、カウントは20回の測定です)を行い、測定平均が設定値の±3%を超えた場合、改めて100回の測定を行い、Cpk:1.33以上であれば合格としています。その際の標準偏差は、測定平均からの差ではなく、設定値からの差で算出しています。

JISの規定に比べて少々厳しすぎるとは思いますが、月に平均700本前後のトルクレンチを検査して、そのうちの約10%程がこの再検査になります。使用方法や使用頻度にもよると思いますが、検査数の10%前後が再検査となると、検査工数的に少々厳しいものがあります。社内校正を担当する者として、現場には安心して計測器を使用して欲しい思いから厳しめの検査を行っています。

トルクレンチの精度管理としてこれ以外の良い方法や、合否判定に関しての方法を御教授頂きたく、宜しくお願い致します。因みに、トルクレンチの規格:設定値±5%、トルクレンチの検査に使用するトルクレンチテスターの規格:表す量±1%+1degで行っています。トルクレンチの検査周期は3か月です。



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