熊田技術士事務所 熊田成人と申します。
4/1にご質問されてから何方も回答されていない様ですので、熊田の承知しているHPをご紹介します。
1. 日本企画協会(JSA) 「ISO9000ファミリー規格開発情報」
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/dev/iso_iso9000
2. IRCAジャパン 「ISO9001ユーザー調査2020」
https://japan.irca.org/media/category02/9001-survey-2020
より適切、詳細な情報をお持ちの専門家の補足を期待して・・。
熊田
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2015年版が発行されてから、6年が経ちました。その内の3年は移行期間であり、まだ定着の入り口であると思います。例えば、コロナウィルスが発生しリモート活動など社会システムは、大きく変化していると思います。
ISO品質マネジメントシステムは、「以降10年の変化の進展を考慮している」と、そのように話されていたと思います。
2000年に大幅な改革を行って制定され、2008年に小改訂されています。その時の改訂経過を思い出すと、2000年版は私にとって初めてであり、大混乱は分かりません。しかし、2008年版の小改訂は、1年の改訂で行われ、文言の読み替え程度で対応できました。
2015年の改訂時は、2年前にDS(改訂案)が公開され、前年にはFIS(最終案)が出され、その後に改訂が行われました。(経過は記憶であり、正確ではありません。)
更に、改定後には3年の移行期間が設けられていました。
確かに、ISOは定期的に改訂が決められています。しかし、品質マネジメントシステムは10年の運用が計画されていました。2000年は小変更を含めて考えると15年使用されています。
2021年の今は、まだ、そのISOシステムは改定期でないとおもいます。その大改訂であれば、DSの案が公開され、意見を求めて、修正案が出て、などと時間は必要です。
与えられたISO規格の改訂を求めるより、会社のマネジメントの運用、改訂、修正、継続的な改善を的確に行うことが大事だと思います。
ISOはまだまだ改訂は無いと思います。積極的な改訂の情報入手は、「日本規格協会」のISO/TCの委員会の動きなどがあるのでしょうが、ISO9001を運用する組織であればISO審査に関わる人からの情報があると思います。
次の改定は大幅であれば2~3年前から噂が聞こえだし、前年に改訂の声が聞こえ、発行後に確認してから改訂すれが良いとおもいます。
関係者から伝えられたからでも、遅くはないと思います。
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