認定範囲19は、「電気的及び光学的装置」と言われています。
ISO9000の基本及び用語の設計・開発は、「対象に対する要求事項を、その対象に対するより詳細な要求事項に変換する一連のプロセス」と書かれています。
回路設計は、少なくなり、提示できる例がなくなっているようです。そして、これまでの設計・開発の記録書は、現在の実施状況と合わない所が多くなったようです。
認証範囲で記載しているのは、回路設計・AW設計です。それは、回路設計とAW設計の両方を行っています。以前から使用している様式では、回路設計・AW設計の一連で記載するようになっています。
回路は顧客から提示され、その以降をAW設計するように記載している様に思います。そのように、いま使用している様式に記載しても問題ないと思います。
回路設計・AW設計の両方を記載しても、一連の「設計・開発の管理」は必要でした。AW設計だけでもインプット及びアウトプットには、レビュー、検証、妥当性確認が必要です。
AW設計を受け取ったとき、顧客仕様の受け取り、基板の材質や各層の厚さや表面処理等を含むパターン設計の適否を検証し、顧客との折衝を通じて妥当性を確認し、生産部門への提供を行います。
当該の案件を、時系列に分かりやすくA4枚でまとめることが出来ると思います。
異なる業種ですが、案件ごとにファイルされ、その日付とその時の出来事を記載し、再確認や処置を追記し、受注後は必要に応じて見えるようにまとめて次工程に提供しました。特別な用紙を作らなくても良いように考えて作りました。
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