初級機械設計技術者のための基礎知識
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 機械設計 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
一流の機械設計者になるために! 基礎から解説!
セミナー講師
アルス機械設計技術士事務所 代表 森内 眞 氏
【ご専門】
FA自動化および関連する工程改善、設計技術者の指導・教育
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
セミナー趣旨
第一次産業革命の時代から現在に至るまで、ものづくりの重要性はますます高まっています。それに伴い、大量生産から多品種少量生産、さらに変種変量生産へと生産スステムの変遷も激しく変化してきました。はめあいや標準化、コストダウン思想などの機械設計にとって重要な概念も生まれました。どんな時代環境になってもものづくりの重要性は変わりません。AI全盛の時代になってもそれは変わりません。そんなものづくりの中で基本となるのが機械設計です。そしてそれを誰が見てもわかるように表現する機械製図技術です。今回のセミナーは、深くて広い機械設計への入門としています。機械設計を楽しむ気持ちで設計業務に取り組んでください。責任やプレッシャーもあります。しかしそれを乗り越えてあまりある醍醐味が機械設計にはあります。縄文古来からのものづくりのDNAは私たち日本人一人ひとりの中に生きています。私たちにはものづくりに対する高いポテンシャルがあるのです。これからは自信を持って機械設計に取り組んでください。
受講対象・レベル
機械関係の学科を卒業して間もない方、設計実務について1~3年の初級技術者の方、設計部門以外の関連部署で機械設計について基礎知識を得たい方、これからはじめて機械設計の実務に就く方、「機械設計とは何か」を学びたい方を対象に機械設計の基礎知識についてやさしくレクチャーします。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
以下の項目の理解、知見の習得
・機械設計とは何か、機械設計のプロセス、機械設計技術者の役割、
ものづくりの中の機械設計の位置づけなど
・機械設計の実務に就くための基礎的な知識や見識、周辺知識
・機械製図の基礎的な投影法の理論
・機械図面のルール
・加工、組立に配慮した機械設計
・本格的な機械設計学を学ぶ前の基礎知識
セミナープログラム
1.現代の機械設計に取り組む考え方
(1) 機械設計に取り組む考え方
(2) 機械設計の役割
(3) 機械設計の守備範囲
(4) 機械設計の心得
2.機械を設計する目的と機械設計の位置づけ
(1) 機械とは、機械設計とは
(2) 機械のあるべき姿
(3) 機械の構成
(4) メカ設計とソフト設計
(5) 自動化のレベル
(6) 機械が市場に出るまでのプロセス
(7) 機械設計のプロセス
3. 材料の知識
(1) 材料の機械的性質、化学的性質
(2) 主な材料の特徴 ( 熱処理と表面処理
4.機械設計に必要な工学的基礎知識
(メカ機構や個別の機械要素部品設計、センサーやシーケンス制御は講義しない)
(1) 材料力学
(2) 機械力学
(3) 熱工学
(4) 流体力学
(5) 複合分野の融合技術 etc
5.機械加工の知識
(1) 機械加工の位置づけ
(2) 機械加工の分類
(3) 最適な加工法の選択 etc
6.DFX の考え方による機械設計
(1) 加工に配慮した設計
(2) 組立に配慮した設計
(3) 調整に配慮した設計
7.機械図面のルール
(1) JIS規格
(2) 図面の果たす役割
(3) 製図機器の変遷
(4) 第三角法によるルール
(5) 寸法記入のルール
(6) 公差とはめあい etc
8.機械設計演習
立体把握力、設計構想力を鍛える
9.機械設計者の周辺知識
(1) 国際単位
(2) JIS と ISO
(3) 安全規格と法令
(4) リスクアセスメント
(5) 3R
(6) 機械の品質、標準化etc
10.最新のものづくり工場の紹介
・・・安川ソリューションファクトリー(安川電機)
11.継続研鑽のすすめ
・・・一流の機械設計技術者になるために