技術マーケティング思考に基づく研究開発テーマ創出・新規事業開発の進め方
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | マーケティング 事業戦略 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
研究開発テーマ創出のために必要となる
マーケティングスキルとは?
アイディア発想の基本手順とその情報収集、
ターゲット毎の市場分析・技術分析方法や活用法等について具体的に解説!
専門外の方でも予備知識や複雑なプロセスを経ることなく、
すぐ新規事業開発戦略を立案できる実践的なツールついて紹介します!
セミナー講師
(株)ファースト・イノベーテック 代表取締役 川崎 響子 先生
大学卒業後、国内大手メーカーにてDRAM開発、また外資系半導体ベンダーにて一部上場企業向けの専用LSI開発に従事する。
一部上場企業にて、新商品向けLSIや組み込みシステム開発(ハード・ソフト)や技術戦略の立案に従事する。会社員時代を通して、主に新規事業の立ち上げや新商品の開発に従事しつつ、技術戦略リーダーとして売上アップにつなげる開発戦略の立案、開発テーマの提案から商品実用化開発までを一貫して遂行する。
現在、株式会社ファースト・イノベーテックを立ち上げ、新規事業・新商品開発コンサルティング、および開発支援を行う。
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*受講特典
既存事業に縛られることなく、革新的な商品を実現するための研究開発テーマ設定や技術戦略による研究開発の指針を作る基本を解説した小冊子『シンプル技術戦略入門- VUCA時代を勝ち抜く研究開発の羅針盤 -』を贈呈します。
セミナー趣旨
製品ライフサイクルの短期化が進みVUCA時代と言われて久しい今、商品開発や研究開発のリーダー・開発 担当者がマーケティング思考を取り入れながら、自ら商品へとつながる研究開発テーマを創出することが求められるようになりました。
本セミナーでは、新しい研究開発テーマを設定するために研究開発組織・技術者に必要となるマーケティングスキル、及びその獲得法と活用法について解説します。具体的なターゲットの設定方法をはじめ、アイディア発想の基本手順である情報収集の習慣化の取り組み事例、ターゲット毎に変化させて進める市場分析・技術分析の方法、アイディア を研究開発テーマへと昇華させる考え方を解説します。
また、「コア技術」と「市場ニーズ」を定義しながら仮説検証で進める研究開発テーマ推進フローを講義とワークを通して習得することができます。 そのほか、研究開発テーマの目的・ゴール、必要性を訴求し、ステークホルダーの共感を得るための「シンプル技術戦略」*の概要と推進方法を説明します。
*「シンプル技術戦略」:新規事業・新商品開発を低リスク・小リソースで推進するためにファースト・イノベーテックが開発した手法。専門外の方でも予備知識や複雑なプロセスを経ることなく、すぐ新規事業開発戦略を立案できる実践的なツールです。
受講対象・レベル
- 社内の事業企画・マーケティング人材不足により、R&D組織が技術開発テーマの企画や市場探索を行うケースがあるが、どのように進めて行けば良いかと悩んでいるR&D担当者、管理職・開発リーダー、経営者
- 保有技術を「コア技術」とした商材を創出したいが、良いアイディアが生まれない、アイディアの良し悪しが判断できないと悩んでいるR&D担当者、管理職・開発リーダー、経営者
- 事業に貢献する技術開発テーマの企画が求められているが、中長期的、かつ継続的な技術開発の道筋が設定できる人材の育成に悩んでいるR&D開発組織リーダー、事業企画担当者、経営者
習得できる知識
- 技術者が押さえておくべき、マーケティング基礎知識
- 研究開発テーマ設定のすすめ方
- 研究開発テーマから戦略・ロードマップへの展開法
セミナープログラム
1.開発者に求められるマーケティング思考
1-1 テクノロジー企業を取り巻く環境の変化
1-2 日本企業が抱える課題と期待される役割
1-3 イノベーティブ商品の事例
1-4 今求められる研究開発テーマ3つのポイント
1-5 新商品を創出するための開発フロー
2.ターゲット設定と環境分析
2-1 ターゲットを「仮」設定する
2-2 技術シーズの棚卸し
2-3 技術ポジショニング
2-4 市場ニーズの調査法
2-5 市場ポジショニング
3.R&Dテーマ創出:アイディア発想
3-1 アイディアの原則「不の解消」
3-2 「不の解消」事例
3-3 アイディアを磨くコツ
3-4 ブレインストーミングの進め方
3-5 オズボーンのチェックリストを使った発散法
3-6 アイディアの一次評価
【ワーク:アイディア発想】
4. R&Dテーマ創出:企画作成
4-1 アイディア収束3つの原則
4-2 KJ法による収束法
4-3 マトリクス法による収束法
4-4 研究開発テーマ企画への展開
【ワーク:アイディア評価】
5. R&Dテーマ創出:シンプル技術戦略
5-1 研究開発テーマ企画の深掘り
5-2 「シンプル技術戦略」の目的・役割
5-3 「シンプル技術戦略」の概要
5-4 ロードマップで押さえておくべき5つのポイント
5-5 テストマーケティング活動
【ワーク:研究開発テーマの深掘り】
6. 研究開発組織のためのマーケティングスキル獲得法
6-1 新しい価値を創出する3つのスキル
6-2 3つのスキルを獲得する施策例
6-3 研究開発組織・チームのマネジメント
6-4 情報収集の習慣化・共有
6-5 マーケティングスキルの獲得事例
7. 質疑応答