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液晶ポリマーの特徴・種類・成形加工技術、
世界の市場動向から、注目される5G用途での応用展開まで
優れた低誘電率、低誘電正接特性から5G用途でますます注目されるLCP。本セミナーでは、LCP材料の基礎(特徴・種類・成形加工技術)から世界の市場動向、さらにフレキシブルプリント配線板(FPC)用の絶縁材料として開発が進む、LCPのフィルム化技術とその量産化に向けた各社の取り組み事例について解説します。
【会場受講・Live配信】 | 2021年2月26日(金) 13:00~16:30 |
【アーカイブ受講】 | 2021年3月12日(金) ~3月25日(木)頃まで配信予定 |
セミナー趣旨
液晶ポリマー(LCP)は電気・電子分野や通信分野などの精密部品を中心として、世界的に需要が大きく伸びつつある耐熱性高分子材料である。一般にスーパーエンジニアリングプラスチックと呼ばれる分野に属し、鉛フリー半田にも耐えうる高い耐熱性をはじめ、射出成形時の優れた寸法安定性や高い流動性、さらにはバリなどが発生しにくいことなどから、精密・微細化などを目的とする用途に適している。また、近年では、これまでの通信方式と比べ高速・大容量化などの特徴を有する第5世代移動通信システム(5G)への適用が始まり、高周波・高速伝達回路による伝達損失を抑えることのできる材料としても期待されている。
しかしながら、5G向けの用途としてはフィルム化が要求されており、LCPの持つ高い配向性が原因でフィルム加工しにくい欠点を有していた。そこで、各LCPメーカーは独自の加工技術で、この欠点を克服し、フイルム化とその量産化を試みている。本セミナーでは、LCPについて材料の特徴・種類・成形加工などの基礎や世界の市場動向から、5G用途への適用拡大に伴うフィルム化技術とその量産化の開発動向まで幅広く解説する。
受講対象・レベル
- LCPや5G技術に関わる研究・技術者、商品開発担当者
習得できる知識
- LCPおよびフィルムの市場動向、将来動向
- 5G向けFCCL用フィルムの成形加工技術
- LCP射出成形技術、LCP紡糸技術 などの知見
セミナープログラム
- はじめに
- 世界の液晶ポリマー (LCP) の市場
- LCPの市場動向
- 市場を支配する中国
- 液晶とは
- 液晶分子の特徴
- 液晶構造の主な種類
- 液晶ポリマーとは
- 液晶ポリマーの特徴
- 液晶ポリマーの種類
- サーモトロピック液晶ポリマー
- リオトロピック液晶ポリマー
- グローバルLCP市場の主要プレーヤー
- LCPのモノマー
- LCPの用途
- LCPの成形加工
- リオトロピックLCPの成形方法
- サーモトロピックLCPの成形方
- 法射出成形
- 押出成形
- 溶液キャスト法
- 5G技術を支えるLCPの動向
- LCPフィルム市場動向
- LCPフィルムの現状と課題
- LCPフィルムの量産化に向けた技術動向
- 新規押出成形
- Tダイ成形
- インフレーション成形
- 新規溶液キャスト法
- 新規押出成形
- LCPフィルムを使ったFCCLの製造技術
- LCPの今後の展望
- おわりに
「皆様へのメッセージ」
□質疑・応答□
キーワード:
液晶ポリマー(LCP)、リオトロピック、サーモトロピック、紡糸、射出成形、押出成形、フィルム、
第5世代移動通信システム(5G)、FCCL、FPC、インフレーション成形、溶液キャスト
セミナー講師
八角コンサルティンググループ 代表 技術士(化学部門) 八角 克夫 氏
セミナー受講料
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44,000円( E-mail案内登録価格41,800円 )
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※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。
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1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
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講師のプロフィール
化学技術・知的財産・情報の3つの柱のプロとして、お客様の課題解決や将来へ向けての提案をしていきたいと考えております。
八角 克夫
やすみ かつお / 千葉県 / 八角コンサルティンググループ
2019年5月に開業いたしました。
総合化学メーカ―にて高分子や触媒研究をはじめとして、調査や知的財産も長年行ってきたため、知的財産に関する視点を取り入れたコンサルタントが出来ると考えております。
また、若手技術者へ...続きを読む
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開催日時
13:00 ~
受講料
44,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
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開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 電子デバイス・部品
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高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 電子デバイス・部品関連教材
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