技術ベンチマーキングの進め方と研究・開発・生産技術における活用事例
開催日 |
10:30 ~ 17:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社日本テクノセンター |
キーワード | マーケティング ベンチマーキング |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 小田急第一生命ビル22階 |
〜ベンチマーキングの基本ノウハウと進め方、現場リーダーが成果を上げた実施例、ケーススタディによるグループ演習〜
・ベンチマーキングを活用するポイントを学び、製品開発、リードタイム短縮、業務標準化、人材育成などに活かそう!
インターネットを使うグループワークがございます。PCは弊社にて用意いたします。
【講師より】
みなさんは、どう市場ニーズを把握し、他社と差別化を図るかに苦労をしておられるのではないでしょうか。そういう時こそ基本に帰り、ベンチマーキング( Benchmarking )を実施することを薦めます。私は、発祥元である米国ゼロックス社から、その基本やノウハウ等を直接学びました。そして、技術開発やプロセス改革を実践しながら、繰り返し仮説検証しながら、その効果を確認してきました。
ここでは、その基本とノウハウのエッセンスを短時間ではありますが、使えるレベルまで演習していただきます。なぜなら、本プログラムは、ベンチマーキングの基本と具体的テーマで実践してきた生々しい実践例で構成されているからです。さらに、演習・討議を通じて、理解を深めることができます。
【受講対象者】
・研究・技術開発、生産技術および企画部門等のチームリーダーおよび担当者
・その他、どなたでも歓迎
※経営層向けの、ベンチマーキングの講座ではありません
*予備知識
特に必要ございません
【修得知識】
・ベンチマーキングの本質が理解でき、職場に帰って、すぐ自分の仕事に応用できます
・課題のテーマへの視野が拡大し、より付加価値の高い仕事に結び付けられます
【プログラム】
1. はじめに
(1). スチーブ・ジョブスも、ベンチマーキングしていた
(2). なぜベンチマーキングなのか(ものづくり企業の改善と改革メニュー)
2. ベンチマーキングの基本
(1). ベンチマーキングの背景と歴史
(2). ベンチマーキングとは
(3). ベンチマーキングのタイプ
a. 結果BM
b. プロセスBM
c. 自社BM
d. 競合BM
e. 異業種BM
(4). ベンチマーキングの対象、内容、範囲
(5). ベンチマーキングの期待効果
(6). ベンチマーキングの基本プロセス
3. 現場自ら自発的にベンチマーキングを実施した、及び、ベンチマーキングを受けた事例
※実際の事例では、マニュアル的でなく目的に応じて質問内容にメリハリをつけている
(1). R&Dの効率化のため、技術開発リーダーが実施した事例
a. R&Dの差別化をどう図ればよいか
b. 開発リードタイム短縮を可能とする組織形態とは
(2). 現場の技術力向上と動機づけのため、技術開発リーダーが数社で実施した事例
a. 能力開発プログラムとレベル認定について
b. 技術者が動機づけを図れる新専門職制度とは
c. 技術レベルを上げるための留学制度とは
(3). 新しいモノづくりの仕組み作りのため、技術開発リーダーがある工場で実施した事例
a. 開発リードタイム短縮について
b. 生産リードタイム短縮について
c. 在庫の最適化について
d. 顧客情報の収集法について
(4). 開発現場の先進事例として、ベンチマーキングを受けた事例
※講師がベンチマーキングを受けた事例を聞くことで、客観的評価が得られていることが明確化できる
a. 設計情報の共有化について
b. コンカレントエンジニアリングについて
(5). ベンチマーキングの成功のポイントと失敗例
4. ベンチマーキング演習・討議
(1). 課題テーマの選定(持参テーマまたはケーススタディ)
(2). 目的確認
(3). 自社の管理特性と現状分析、比較する基準の設定
(4). 対象企業(モノまたはサービス)の選定
(5). 対象企業の情報収集(与件+インターネットを活用した情報収集)
(6). ギャップ把握とその原因分析
(7). 対応策の検討
(8). 自社の目標設定
(9). アクションプランの立案
(10). グループ討議の経緯と結果の発表
5. 質疑応答、まとめ