統計的工程管理入門

11,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 69分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード SQC一般   工程能力指数   生産マネジメント総合
開催エリア 全国

統計的に判断するためには属人的な判断を排する事が必要

  • 統計の基礎となる標準偏差とは。
  • 工程能力の意味とは。
  •  Xbar-R管理図を基本とした統計的工程管理とは。

上記の事を学習できるセミナーです。

セミナー講師

小田 愼吾 氏小田技術士事務所 代表

専門分野:技術開発分野と品質保証分野

略歴:

  • 化学企業において、有機合成品事業に20年、エアバッグインフレータ事業に22年従事した。
  • 有機合成事業では、研究所での研究、工場での新製品開発、事業企画部門を担当し、数多くの製品を量産した。
  • エアバッグインフレータ事業では、設計部門責任者12年、品質保証担当役員を9年行った。

業績:

  • エアバッグインフレータの設計業務を通じて、年間製造数量を100倍、販売額を10倍に引き上げた。
  •  9年間の品質保証責任者の期間内に海外拠点を含む5か所で不良品対策を実施し、リコール対策も行った。
  •  2002年に新規エアバッグインフレータ開発で、日本化学会化学技術賞受賞 など

セミナー受講料

11,000円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法は申込み完了後にお知らせします。

セミナー趣旨

製造現場の管理に限らずプロセスを安定させることは、大変重要です。

得られるデータが偏っていて、放置すれば規格値を外れそうに見える場合、慌てて対策したら却って問題が大きくなる場合があります。一方、小さな変動だと考えて放置していたら、大きな異常現象の前兆であることもあります。

このような変調を防ぐため、現場を熟知したベテランの判断が重要になる場合があります。

しかし、現場を熟知したベテランの数は限られており、常に現場に配置しておくことが難しくなっています。また、新しい設備の場合は、熟知したベテランがいるはずもありません。

プロセスの新旧にかかわらず、得られたデータが異常か単純バラツキかを判断する場合、属人的な判断を排して、統計的に判断することが重要です。

そこで、本講座では、

  • 統計の基礎となる標準偏差
  • 工程能力の意味
  • Xbar-R管理図を基本とした統計的工程管理

上記の解説を行ってきます。

また、説明を聞いて分かった気になっても、実際の現場で実施できない例があるため、本講座では、例題を使って実際に標準偏差、工程能力、Xbar-R管理図を作成し、確実に習得できるように工夫しています。

受講対象・レベル

  • 客先から統計的なXbar-R管理図などの工程管理を求められているかた
  • 標準偏差、正規分布をもう一度学びたいと考えているかた
  • 工程の安定化方法を探しておられる方

セミナープログラム

【統計的工程管理の位置づけ】

ISO9001、IATF16949における統計的工程管理の位置づけを解説

【統計の基礎】

1.平均値と中央値

平均値と中央値はそれぞれ統計において重要なデータ処理法

2.ばらつきの評価法

ばらつきの大小を評価する方法を解説

3.正規分布

ばらつきは正規分布に従う

正規分布とはどんな分布かを説明

【工程能力指数】

4.工程能力指数

部品や作業員のばらつきと工程の許容度合いを定量的に表現する

5.標準偏差と工程能力指数の練習問題

【XbarーR管理図】

6.XbarーR管理図とは

抜取検査のデータから、異常の有無を判定し、正常なばらつきか、対処が必要な異常なばらつきかを判定

7.Xbar-R管理図の練習問題

8.統計的工程管理に対する注意点

よくある間違いの例を挙げて解説