以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
プラスチック製品やその周辺材料のメーカーに求められる
プラスチック資源循環促進法への対応とは?
セミナープログラム
【10:30-12:00】
プラスチック資源循環促進法の概要とその影響
三宅法律事務所 パートナー 渡邉 雅之 氏
【講座の趣旨】
令和3年(2021年)通常国会で成立・公布(令和3年法律第60号、令和4年4月1日施行予定)されたされた「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(「プラスチック資源循環促進法」)は、外食産業・小売事業者等のプラスチック製品の使用に関する取組に大きな影響を与える法律です。また、プラスチック使用製品の製造事業者、排出事業者にも大きな影響を与える法律です。
本ウェビナーでは、2021年10月8日に公表された政令・省令のパブリックコメント案関連政省令および政省令案のパブリックコメント回答を中心に踏まえてどのような取組み・体制整備が必要となるのか具体的に説明いたします。
- 基本方針
- プラスチック使用製品設計指針
- 特定 プラスチック使用製品の使用の 合理化(重点項目)
- 使用製品・業種
- 判断基準:目標の設定・使用の合理化・情報の提供・体制整備等
- 市区町村による分別 収集・ 再商品化
- プラスチック資源としての一括回収
- 中間処理工程の一体化・ 合理化
- 製造事業者等による自主回収・再資源化
- 排出事業者による排出の抑制 (判断基準)
- 排出事業者による再資源化等 (再資源化事業計画)
【質疑応答】
【13:00-14:30】
容器包装、材料メーカーに求められるプラスチック資源循環促進法への対応
西 包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏
【講座の趣旨】
本法は、2022年4月に施行予定であるが、国は基本方針と野心的な目標を決めたものの、具体的な実行策は産業界、自治体、市民に任されている。中国の輸入禁止措置の影響もあり、全世界的に「廃プラから資源プラ」への転換が急務である。メーカーは、製品設計、使用の合理化、自主回収と再資源化が要望されており、今後革新的な技術開発と社会システム構築が必要となる。本稿では、国内外の規制動向、技術開発事例、自治体・企業の対応例を紹介する。
- プラスチックを取り巻く環境:SDGs、循環経済、食品包装材料の使用割合
- 廃プラの輸出入状況とバーゼル条約:日本・EU・米国・中国・ASESAN等
- 新法において容器包装・材料メーカーに求められること
製品設計指針、使用の合理化、自主回収・再資源化 - 国の研究開発状況:NEDO
- メーカーの技術開発状況:モノマテリアル化、マテリアルリサイクル、バイオマス化等
- 化学メーカーの技術開発状況:日化協方針、ケミカルリサイクル
- 食品容器用再生プラスチックの工業化状況
厚労省指針と審議状況、工業化状況(飲料水、ドレッシング、野菜ジュース等)、海外 - まとめ:メーカーとしての対応
【質疑応答】
【14:45-16:15】
天然バイオマス系生分解性プラスチックと各種天然バイオマス由来化学製品の開発事例
GSアライアンス(株) 代表取締役社長 森 良平 氏
- 100%天然バイオマス系生分解性プラスチック
- 非可食性バイオマス由来セルロース系生分解性プラスチック
- 廃木材、廃海藻、古紙、廃食品など各種天然バイオマス系廃棄物を一部原料とした生分解性プラスチック
- セルロースナノファイバー複合生分解性プラスチック
- 天然バイオマス系生分解性プラスチック製の各種成形品
- 100%天然バイオマス系コーティング剤、塗料、可塑剤、潤滑剤、接着剤など
【質疑応答】
セミナー講師
1.三宅法律事務所 パートナー 渡邉 雅之 氏
2.西 包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏
3.GSアライアンス(株) 代表取締役社長 森 良平 氏
セミナー受講料
1名につき 60,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
プラグインハイブリッド型水素燃料自動車 水素エネルギー社会(その14)
今回は、プラグインハイブリッド型水素燃料自動車に関して、解説します。 【目次】 1. ホンダ 新型水素燃料自動車(... -
トヨタの水素エネルギー戦略 水素エネルギー社会(その13)
◆水素エネルギー社会 連載目次 1. 燃料電池自動車開発 2. 船舶の次世代エネルギー源 3. 燃料電池自動車開発競争 4. 東レ ~ F... -
-
ポリカーボネートとは?強度や加工性・難燃性は?アクリルとの違いも解説
ポリカーボネートは透明性が高く丈夫なプラスチック材料で、日用品をはじめ各種工業製品に幅広く使われており、私たちの生活に...