解析専任者でなくとも迷わずにゴムの超弾性解析まで解析!
ひずみエネルギー密度関数の定義方法から応力緩和、クリープ解析への初歩的な粘弾性定義まで。
耐久性予測につながる大変形解析の基礎を説明します。
セミナー趣旨
解析初心者でも系統的にFEMの基礎からCAEソフトの癖を知り、確認を怠ると間違った結果、迷路に迷い込むなどありますが、これを知るとゴムの超弾性解析まで迷わずに解析の実用化、効率的運用が可能です。
最近の解析専任者でなくとも迷わない解析、ゴムを線形解析ソフトで変形予測が可能なことなど様々な方面から説明します。
マニュアル通りに設定しても正解が得られないことも多く、ソフトの癖を理解して運用する必要があります。
また、ゴムの解析は難しいといわれていますが、このセミナーを理解していただくだけで、解析精度±10%以内は難しくなくなります。
ひずみエネルギー密度関数の定義方法から応力緩和、クリープ解析への初歩的な粘弾性定義まで耐久性予測につながる大変形解析の基礎を説明します。
受講対象・レベル
・FEM解析の実務、管理を行っているがなかなか精度が確保できない方
・ゴムを中心とした大変形の解析で精度確保ができないとお困りの方
・FEM解析を基礎から学びゴムの解析まで習得したい方
・CAEソフトを所有しているもののうまく活用できていない方
習得できる知識
・FEMの基礎から大変形、V&V含めたゴム解析
・CAEソフトの癖を理解して、ゴムの材料から解析までの定義方法
・ゴム材料定義の基本を学び、解析予測精度を向上させる方法
セミナープログラム
- FEM解析の基礎
- 材料力学とFEMの関係
- 簡単なばね計算とマトリックス計算の考え方
- 解析定義方法の基礎:材料定義、モデルの省略、拘束条件、結果の見方
- 実用的なメッシングから解析条件の定義方法とCAEソフトの癖について
- ゴム材料の定義について
- ネオフックからMooney高次、Ogdenなどのひずみエネルギー密度関数定義
- ネオフックでできることと高次定義の優劣/データに依存しての精度
- ひずみエネルギー密度関数の真実/製品にあわせた領域の測定
- ゴムと樹脂の解析の違い
- ゴムと樹脂材料の定義の違い
- 樹脂材料の定義方法/塑性域の表現
- 金属や樹脂材料製品の大変形解析
- 大変形解析での予測精度を向上させる方法
- 製品の作りを踏まえた解析
- 解析ステップと収束判定について
- ゴムの解析結果の見方
- 設計者・開発者自身の解析を簡単にするヒント
- 解析の自動化/モデリングから結果処理
- CADの自動化のヒント
- 解析手順書と教育、担当者解析のススメ
- 質疑応答
セミナー講師
寺子屋 代表 萩本 光広 氏
セミナー受講料
38,500円(税込)
※1社から複数名参加の場合、2人目以降 25,000円/人
※学生割引 10,000円/人
特典
ご希望される方へ、セミナー講師執筆書籍「ゴムのFEM解析」を無料で提供します。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
38,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 機械材料 CAE/シミュレーション
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
38,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 機械材料 CAE/シミュレーション関連教材
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