核酸医薬におけるDDSの基礎、最近の開発動向、
ナノ粒子製剤の製造法、分析法、
投与ルートの重要性などを解説。
セミナー趣旨
第三世代のバイオ医薬品である核酸医薬は、低分子薬物と抗体医薬の利点を併せ持つ中分子で、細胞内のmRNAなどの新規分子を標的にできることから次世代のモダリティとして大きな期待が寄せられている。現在、核酸化学技術の発展によってアンチセンスオリゴヌクレオチドを中心に10品目が上市され、臨床試験も活発に行われている。しかし一方で、目的とする組織・細胞への標的化や体内動態の制御など未だ課題も多く、これら課題を解決するためには、核酸化学技術に加えて、標的リガンドの修飾やナノ粒子などのキャリアならびに標的疾患に適する投与ルートを組み合わせたDDSが鍵となる。本項では、核酸医薬におけるDDSについて、基礎から最前線まで実施例を交えて概説する。
受講対象・レベル
・核酸医薬のDDS開発に興味のあるアカデミア研究者
・核酸医薬のDDS開発に興味のある企業研究者
・核酸医薬のDDS開発に関わっている企業研究者
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・リポソーム製剤の開発に関するガイドライン(薬生審査発0328 第19 号)
・核酸(siRNA)搭載ナノ製剤に関するリフレクションペーパー
(厚生労働省医薬・生活衛生局審査管理課 平成28年3月28日付 事務連絡)
・ブロック共重合体ミセル医薬品の開発に関するブロック共重合体ミセル医薬品の開発に関する厚生労働省
/欧州医薬品庁の共同リフレクションペーパー(薬食審査発0 1 1 0 第1 号)
習得できる知識
・核酸医薬の背景と開発動向
・核酸医薬におけるDDSの基礎と最近の開発動向
・核酸医薬におけるナノ粒子製剤の製造法、分析法
・核酸医薬における投与ルートの重要性と非侵襲的DDS
・核酸医薬における中枢神経系疾患を標的とするDDS
セミナープログラム
1.核酸医薬の基礎
1-1 核酸医薬の種類と特徴
1-2 核酸医薬の課題
1-3 核酸化学技術の概要
1-4 核酸医薬の開発動向と投与ルート
1-5 核酸医薬におけるDDSの概要
2.コンジュゲート型DDS
2-1 代表的なリガンド分子の種類と特徴
2-2 コンジュゲート型DDSの開発動向
3.キャリア型DDS
3-1 代表的なキャリア型DDSの種類と特徴
3-2 脂質ナノ粒子の基礎と開発動向
3-3 高分子ミセルナノ粒子の基礎と開発動向
3-4 ナノ粒子製剤(ナノ医薬品)の製造
3-5 ナノ粒子製剤(ナノ医薬品)の機能分析、品質評価
3-6 その他のキャリア型DDSの開発動向
4.核酸医薬の非侵襲的DDS
4-1 経皮投与型DDS
4-2 点眼型DDS
4-3 経肺投与型DDS
4-4 経口投与型DDS
5.中枢神経系疾患を標的とする核酸DDS
5-1 中枢神経系疾患治療薬開発の背景と課題
5-2 血液-脳関門に対するDDSの開発例
5-3 Nose-to-Brain型DDSの基礎と開発例
<終了後、質疑応答>
■講演中のキーワード
核酸医薬、DDS、中枢神経系疾患、脂質ナノ粒子、ナノ医薬品、投与ルート
セミナー講師
金沢 貴憲 先生 静岡県立大学 薬学部 創剤科学分野 准教授 博士(薬学)
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
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(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
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下記ご確認の上、お申込み下さい
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- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
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対応ブラウザーについて(公式) ;
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