設計のマネジメント ―50例による具体的取組み法―
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 技術マネジメント総合 プロジェクトマネジメント一般 経済性工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 職場・自宅 全国どこからでも参加できます。 「ZOOM」を使用します。 |
設計技術部門の新任基幹職に求められるマネジメントの要諦とは?
売れる商品企画・開発・設計の仕組み、品質向上の仕組み、納期短縮の仕組み、コスト低減の仕組み、業務効率・生産性向上の仕組み構築法をマネジメントの視点から具体的に分かり易く解説・紹介致します。
セミナー講師
伊豫部 将三 氏
伊豫部技術士事務所 所長
技術士(機械部門)
設計力向上委員会代表
セミナー受講料
25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
セミナー趣旨
マネジメントとは、①・論理、②・損得勘定、③・信頼感情、三者のせめぎ合いである。論理だけで人は動かない。損得勘定だけでも人は動かない。また信頼感情のみでも人は動かない。三者のバランスがきちんと確保された時に、初めて人は動き出す。これを無視してマネジメントは、成り立たない。開発・設計業務は、論理中心の世界である。つい論理優先で人を説得し、動かそうと気持ちが焦る。ここに大きな落とし穴が存在する。管理者には、注意が欠かせない。
設計業務を分析すると、何処の企業でも大勢の設計者が類似内容を繰り返し新規着手している。これは、無駄だから標準化して繰り返しの新規着手を減らそう。この論理だけで設計者が、標準化へ取り組む様になるか? 残念ながら、ならない。誰一人動く者はいない。その理由は、何か?
上司が部下を期待通りに動く事を望む場合には、相手を説得出来る論理は必要である。しかし同時に部下の利益(損得勘定)に配慮する。また信頼感情(反感鬱積)に配慮する。これを日頃忘れない。上司は部下を期待通りに動かせなければ、望む成果は期待出来ない。部下が仕事をしようとする動機(論理・損得勘定・信頼感情)に配慮する。先ず日頃の仕事で、判断に間違いが無い信頼できる模範を積み上げ示す必要がある。その方法とは、何が必要か?
開発・設計業務の効率低下に継がるムリ・ムラ・ムダ・整理・整頓・清潔・清掃・躾不備発生の理由は、「技術部門部・課長幹部管理者に必要なマネジメントの役割・実務と要点を十分理解していない」ことが主要な原因です。
管理者に必要なマネジメントの原則とは、市場で競争力のある商品・製品を企画・開発・設計できる仕組み、品質を向上する仕組み、納期を短縮する仕組み、コストを安くする仕組み、効率と生産性を高める仕組みを企業と時代の要求に合わせて構築し、運用し、より改良を継続することが、求められる主な役割です。
セミナーでの研修ポイント
- 設計部課長に必要なマネジメントの原則とポイント
- 商品企画・開発設計を効率良く進める仕組み構築法の原則と運用のポイント
- 品質を効率良く向上する設計の仕組み構築法の原則と運用のポイント
- 納期を効率良く短縮する設計を進める仕組み構築法の原則と運用のポイント
- コストを効率良く安く設計する仕組み構築法の原則と運用のポイント
- 業務効率・生産性を高める設計の仕組み構築法の原則と運用のポイント
- 短期戦力化を効率良く進める教育の仕組み構築法の原則と運用のポイント
- 業務評価の仕組み構築法の原則と運用のポイント
セミナープログラム
- 部課長幹部に必要なマネジメントの原則とポイント
- マネジメントとは,時代要求に合った必要な開発・設計の仕組みを創ること
01「商品企画の仕組み」
02「開発の仕組み」
03「設計の仕組み」
04「生産準備(生産技術)の仕組み」
05「試作・試験と検証の仕組み」 - 創った仕組みを成果がでる様きちんと運用すること
06「効率向上の仕組み」
07「生産性向上の仕組み」
08「品質向上の仕組み」
09「コスト低減の仕組み」
10「納期短縮の仕組み」
- マネジメントとは,時代要求に合った必要な開発・設計の仕組みを創ること
- 競争力のある商品企画・開発・設計を進める仕組み構築法
- 商品企画を効率良く立案する仕組みとステップ
11「市場調査の仕組み」
12「商品・製品メニュー立案の仕組み」
13「特許(先行技術)調査の仕組み」
14「既存技術活用の仕組み」
15「企画審査の仕組み」 - 開発を効率良く進める仕組みとステップ
16「開発仕様取りまとめの仕組み」
17「要素開発の仕組み」
18「開発品試作の仕組み」
19「開発品試験・評価の仕組み」
20「開発審査の仕組み」
- 商品企画を効率良く立案する仕組みとステップ
- 品質を向上する設計の仕組み構築法
- 基本仕様を効率良くまとめる仕組みとステップ
21「要求性能・要求特性設定の仕組み」
22「保証(基準)値設定の仕組み」
23「限界(試験・検証)値設定の仕組み」
24「目標(材料強度)値設定の仕組み」
25「構造解析と検証の仕組み」 - 途中点検(設計審査・検図)を効率良く進める仕組みとステップ
26「設定値間違い防止の仕組み」
27「図書記入間違い防止の仕組み」
28「品質確保に必要な上司・先輩指導の仕組み」
29「事前・途中へ適切関与する審査の仕組み」
30「上司・先輩負担を軽減する検図の仕組み」
- 基本仕様を効率良くまとめる仕組みとステップ
- 納期をより短縮する設計を進める仕組み構築法
- 見積りと大日程表を効率良くまとめる仕組みとステップ
31「商品企画立案日程計画表作成の仕組み」
32「開発日程計画表作成の仕組み」
33「設計日程計画表作成の仕組み」
34「試作・試験日程計画表作成の仕組み」
35「設計図書出図日程計画表作成の仕組み」 - 日程遅れを防止する日程表作成の仕組みとステップ
36「商品企画進捗度把握の仕組み」
37「開発進捗度把握の仕組み」
38「設計進捗度把握の仕組み」
39「出図図書進捗度把握の仕組み」
40「試作・試験進捗度把握の仕組み」
- 見積りと大日程表を効率良くまとめる仕組みとステップ
- コストをより安く設計する仕組み構築法
- 商品コストを安く設計する仕組みとステップ
41「要求機能見直しとコスト低減の仕組み」
42「既製品・市販規格品活用とコスト低減の仕組み」
43「工法・製法見直しとコスト低減の仕組み」
44「調達・購買法見直しとコスト低減の仕組み」
45「材料使用量見直しとコスト低減の仕組み」 - 開発・設計所要コストを安くする仕組みとステップ
46「既存図書活用と時間コスト節減の仕組み」
47「開発簡略化と時間コスト節減の仕組み」
48「設計簡略化と時間コスト節減の仕組み」
49「試作・試験簡略化と時間コスト節減の仕組み」
50「外注設計活用と時間コスト節減の仕組み」
- 商品コストを安く設計する仕組みとステップ
◎質疑応答およびコンサルテーション