IT部門の更なる価値向上に役立つ『業務プロセス改革推進技法』
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会 |
キーワード | 情報マネジメント一般 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(ユニゾ堀留町二丁目ビル2階) |
ITは、その活用により事業部門での業務上の問題が解決し、事業目標達成に役立つことで初めて価値が生まれます。
したがって業務の現場で起こっている重要問題の「見える化」が必要になりますが、多くの場合「事業部門内でも問題認識がバラバラ」で、「真の問題が何なのか」を把握できていません。
事業部門が抱えている重要問題を見える化し、根本原因を明らかにして、解決の方向性(業務面、IT面)を導き出すためには、手順があり、ポイントを踏まえれば上手く実行できます。しかし、誤るととんでもない労力がかかる上に成果に結びつきません。
本セミナーでは、事業部門に信頼され一体となって業務プロセス改革に取り組んでいく手順を、演習を含めて具体的にご経験いただきます。
【対象】
IT部門や情報子会社において、自ら事業部門に入り込み、業務面からの問題・課題発見に取り組むことが求められている方/業務プロセス改革のリーダーを担う方
【こんなことで悩んでいませんか】
・事業部門から様々なヒアリングをしているが、本当に重要な問題が何かわからない
<事業部門の声>こっちの方が重要ではないの? いやこっちだよ!
・事業部門に対して訴求力のある(事業に貢献する)IT構想ができない
<事業部門の声>何でこのITが事業目標達成につながるの?
・事業責任者や関係者で合意形成をするために、どのように進めればよいのかわからない
<事業部門の声>何で自分がこの業務改革に取り組まなければならないの?
【このようなことは避けましょう】
・ヒアリングしたこと、今見えていることだけが重要だと思い込むこと
・声の大きい人、職階が上の人の意見を鵜呑みにしてしまう
・調査の切り口がわからず、とりあえずできるところから調査してしまう
【期待効果(学んでいただけること)】
1 事業部門が抱えている重要問題の見える化
2 重要問題を見える化するための仮説設定
3 事業に貢献するIT構想立案への道筋
4 事業責任者、関係者の合意形成のポイント
【カリキュラム】
事業部門に入り込み、一緒になって業務改革プロジェクトを立ち上げるところからスタートします。
1 事業の概観整理
・対象となる事業領域全体の鳥瞰図作成
・プロジェクトメンバー全員での共通認識
2 事業責任者の問題認識把握
・業務改革にあたっての「事業責任者の問題認識」の図解化
3 事業目標・業務改革テーマの関連付け
・「事業目標」と「業務改革テーマ」の関連性の文書化
4 仮説設定と実態調査
※『とりあえず調べてみよう、とりあえず関係者の意見を聞いてみよう』というような
"とりあえず調査"をしないために仮説設定に基づいた実態調査計画を作成する
(1)全体業務フロー作成
・「(2)キーパーソンインタビュー」を円滑に進めるための「全体業務フロー」作成
(2)キーパーソンインタビュー
・仮説設定材料の1つとなる「キーパーソンの問題認識」収集
(3)実態調査計画の作成
・仮説設定
・実態調査の計画(三現主義、事実データ調査)
(4)業務現場の調査
・実態調査計画に基づいた業務現場の調査
(リードタイム分析、ワークサンプリング分析、帳票分析、パレート分析)
5 調査結果の分析
・実態調査結果の吟味
・根本原因の追及(問題構造図)
6 解決策の検討
・解決の方向性検討(仕組み、行動、狙い)
・解決策の具体化(業務面、IT面)
7 解決策の実施
・解決策のトライアル実施と修正
・解決策の本格実施と目標達成ナビゲーション
JUAS会員/ITC:33,000円
一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】