計装設計に焦点を当てた、実践設計講座!
計装設備の情報伝達に用いる計装信号、監視の目的や自動制御の回路設計、そして設備を設置した後に行う試験検査の方法や計器キャリブレーションについて解説いたします!
セミナー趣旨
計装は、プラントや工場が高度な機能を保持しつつ、運転・管理の自動・省力化や効率化を図りながら安全に稼働させるために重要な技術です。
しかし、計装は配管や空調など他の技術と比較してわかりづらい技術です。そして、専門書や世間一般に認知されているガイドラインも少なく、深く理解することが難しい技術です。計装技術者のほとんどは所属する会社のOJTで計装技術を学んでおりますが、「技術の進歩の速さ」、「人の流動化」、「社会構造の変化」により、これからの計装技術者はOJTではなく、自ら調べて学んでいくことが要求されていくでしょう。
本講座では、計装設備の情報伝達に用いる計装信号について、監視の目的や自動制御の回路設計について、そして設備を設置した後に行う試験検査の方法や計器キャリブレーションについて説明いたします。また、本演習では、より実践に近い設計の習得を目的としたプログラムを用意いたします。各章ごとに行う演習により、計装技術を深く理解することができます。
計装設計に焦点を当てた、実践設計講座となっておりますので、初級計装技術者のみならず、専門技術は計装ではないが、計装を理解しなければならない電気、機械、化学、その他の技術者の方にお勧めいたします。
受講対象・レベル
- 初級計装技術者(入社3年目まで)
- プラント、工場建設またはろ過器、遠心分離機などの現場装置開発に携わる電気、機械、化学、その他の技術者
習得できる知識
- 計装初心者が計装について概要を理解できるようになる(納得できる)
- 他分野の計装専門ではない技術者が計装基本技術を身に着けることで、自分の技術の向上を図れるようになる
セミナープログラム
序章 「計装技術者のための実践設計講座Ⅰ(計装一般 基本設計編)」のおさらい
(※講座Ⅰを未受講の方でも、特に支障はありません。)
- 計装信号と計装ループ図
- 計装統一信号について
- 電気・空気信号について
- 計装設計の基本「計装ループ図」
- 計器信号の実装図である計装ループ図について
- 演習 計装ループを考えよう
- 監視と制御と記録
- 監視の目的と監視するための機器
- 自動制御の考え方と自動制御のための機器
- シーケンス回路とは、PLCについて
- 記録の目的別の考え方
- 演習 監視・制御・記録回路を考えよう
- 試験検査と計器キャリブレーション
- 設備と設置環境の試験検査方法と適合判定
- 信号入出力と計装ループの試験検査方法と適合判定
- 計装信号の確認方法と判定について
- 計器キャリブレーション
- 計器キャリブレーションの目的、方法、判定基準の考え方について
- 演習 試験検査方法と判定基準を考えよう
*演習はEXCELのシートに記入していただきます。講座を受講される方は、EXCELの準備をお願いいたします。
セミナー講師
阿部計装技術士事務所 代表 阿部 修一 講師
技術士(電気電子部門)
セミナー受講料
29,700円/1名(税込)
定員:10名(会場受講は上限3名)
※最少開催人数:1人
※レジュメの送付形式:紙
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
29,700円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【新宿区】日本アイアール(株) 本社会議室
【地下鉄】四谷三丁目駅・曙橋駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅
主催者
キーワード
計測工学前に見たセミナー
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受講料
29,700円(税込)/人
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