潮流を読み解く 電力・ガス市場のルールと競争政策
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 電気・電子技術一般 化学技術一般 政策・行政 |
開催エリア | 全国 |
〜ベースロード、容量、非化石価値、需給調整市場の基本から最新状況まで〜
開催日:2022年 7月27日(水)
セミナー講師
松田 世理奈(まつだ せりな) 氏 阿部・井窪・片山法律事務所 パートナー弁護士
セミナー受講料
1名につき 33,800円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間54分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。 2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
セミナー趣旨
全面自由化後の電力・ガス市場では、安定供給の観点や再エネ普及の要請も踏まえつつ、可能な限り競争原理を導入するため、ベースロード市場、容量市場、非化石価値取引市場、需給調整市場など、様々な市場が創設されました。昨今は脱炭素に向けた政策転換や世界的な燃料価格の上昇、需給ひっ迫による電力のスポット市場の高騰、大手新電力の経営破綻、公正取引委員会による電力・ガス市場のカルテル疑惑に対する立入検査など、未曾有の事態が相次いでいます。このような混沌とした変革の時代に、市場競争で勝ち残っていくためには、市場の制度やルールを正しく理解し、事業戦略を構築することが肝要です。本セミナーでは、変化し続ける電力・ガスの関連市場や制度について横断的に解説するとともに、最新の競争政策の潮流を読み解きます。
セミナープログラム
1.電力・ガス市場の競争政策 (1)電力・ガス市場の全体像 (2)自由化以降の競争政策の進捗-卸取引の内外無差別- (3)電力・ガスの適正取引ガイドライン2.電力のスポット市場 (1)大手電力会社による自主的取り組みとその変容 (2)卸市場の不公正取引-インサイダー取引・相場操縦- (3)卸電力市場高騰による市場環境の急変 (4)インバランス料金の変化・買い入札価格の問題3.ベースロード市場、容量市場、非化石価値取引市場、需給調整市場など (1)各市場のルール・不正行為の禁止 (2)非化石価値取引に関する市場設計の変化 (3)容量市場やベースロード市場の直近の課題と検討状況 (4)託送料金の発電側課金の導入 (5)最終保障供給の在り方や今後の電気・ガス料金に関する検討課題4.先物市場の拡大や独禁法によるルール (1)先物市場の拡大と法的留意点 (2)カルテルのリスク (3)電力・ガスに関する過去の独禁法違反審査事件 (4)グリーン成長と競争政策