実験計画法、知れば便利な「わりつけ法」5選 『基本通りにいかないことで困っている人へのヘルプセミナー』

16,500 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

会員ログインして注文

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 オンデマンド
収録時間 112分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 実験計画法一般   直交表
開催エリア 全国

実験計画法、知れば便利な「わりつけ法」5選

 「実験計画法」とくに直交表使用の場合、交互作用や混合型直交表とか初心者には基本的なレベルでも、ただでさえ複雑で使いづらいものです。ましてや、同一直交表内で水準数が異なっている、相手の因子が変わるごとに水準を変えたい、最初に行った実験結果に追加するときのうまいやり方、等々となるとなかなか大変です。

 ここでは、初心者からよく出る質問や悩みを想定し、当サイトのQ&Aや解説記事にも関連した応用的なわりつけ技法を5種類選び、わかりやすく解説します。この5選は単に応用的だというだけでなく、実際の実験計画法適用時には非常に重要な実践ツールとなります。 

 又、実践に役立つのみでなく、QC検定や技術士試験(1次、2次)にも役に立つような内容としました。 

※ このページは、オンデマンドセミナー受講のみの申込みページです。  講師と直接対話できる30分のスポットコンサル付きセミナーはこちらから

セミナー講師

【講師名】村島 繁延 氏

【肩書】村島技術士事務所 所長技術士(経営工学部門、総合技術監理部門)

セミナー受講料

16,500円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。

セミナー趣旨

 実験計画法の実践時にもっとも困る多くの質問・疑問にこたえるための大きな手助けにしたいというのが本セミナーの目的および趣旨です。

 実験計画法でたいていの質問・疑問は「わりつけ」です。解析が難しいというひともいますが、実は解析は「計算」であって複雑なだけです。さらに言えば、解析(計算)がわからなくても、実験後に詳しい人に計算してもらえば済むことです。ところが、わりつけを失敗しますと解析はほぼ不可能です。その前に、わりつけがわからなければ実験計画そのものが成り立たず実験に入れません。実験計画法は計画がすべてですが、『計画=わりつけ』といっても過言ではないでしょう。 

 ところで、わりつけを市販テキストどおり基本通りに実行できる場合はいいのですが、そうはいかない場合も多いのです。2水準系を利用して4水準をつくるとか、そこから3水準にしてみたりとかも一例です。逆に3水準系を使うのだが、1因子だけ2水準にするとかもあり得ます。ほかにも、わりつけに関連したネックはいっぱいあります。実験計画法は実験わりつけ法だといえます。

 もちろん、解析もわりつけ法に対応して単純にはいきませんが、このセミナーでは解析までカバーしてPDCAを回しやすい解説に努めます。  実験計画法の初心者はもちろん、実践・応用的な実験に入ろうとしている方、過去に失敗した方はぜひ御聴講願いたいセミナーです。

受講対象・レベル

  • 実験計画法の基礎を勉強したところの人 
  • 設計・開発部門、生産技術部門、製造技術部門等で実験実施予定の人 
  • 大学理工系もしくは高等専門学校卒業程度 
  • 技術士2次試験(経営工学)、QC検定を目指す人

 

必要な予備知識

  • できれば基本的な統計基礎(実験計画法は最初に基本の解説から入ります)

習得できる知識

  • 実験計画法の基本通りにいかない場合、とくに「わりつけ」は致命的なネックになります。有効な「わりつけ方法」を解説、実践に生かせる知識を習得します。 

セミナープログラム

1. 実験計画法の基礎 (主テーマではないが、前提知識として)  ① 配置実験と直交表と直交  ② 配置実験の形  ③ 直交とは?  ④ 直交表とは?  ⑤ 交互作用と直交表  ⑥ 直交表の種類  ⑦ 分散分析と寄与率  2. 知れば便利な応用的かつ実践的なわりつけ法(主テーマ)  実際によくある、困ったときの対応手法としての「わりつけ法」 5選  ① 2水準や3水準より水準数を増やしたい:多水準作成法   ・ある因子のみ4水準にしたい、6水準にしたい、その解析法と注意点    例:射出成型条件最適化で、温度や時間は3水準、射出速度を6水準  ② 3水準系の一部を2水準にしたい:擬水準法   ・例:上の事例で、射出速度を5水準にしたい  ③ ある因子の水準に対応して、別因子水準変えたい:水準ずらし法   ・例:即席麺の茹で時間と温度の最適化は温度に対して時間の最適範囲をカバーする水準が必要  ④ 1回目の実験と違う水準で実験し総合判定したい:直和法   ・例:化学的成長法で1回目の成長温度を2回目では低く設定する。他因子も同様、追加見直しする。総合的な解析はどうなるか?  ⑤ ある因子の水準によって研究すべき因子の種類が異なる:変身法   ・例:機械加工の前処理方法2種類(2水準)でそれぞれの処理方法で処理条件を変える  以上の例は、実際のセミナーでは変わります。あくまで一事例です。