国内外のPFAS規制を正しく知るために、漠然とした伝聞ではなく
条文と当局公開資料等を元に客観的な理解を目指します!
セミナー趣旨
国内外においてPFAS(per- and polyfluoroalkyl substances)規制が進んでいます。PFASはその性質上、多様な製品の様々な用途で使われている一方で、どんな用途で使われているか製造現場でもわかりにくいという特徴があります。PFASと総称される物質のうち、どんな物質がなぜ/いつ規制されるのか、今後の見通しとともに説明します。また国内法でのPFAS規制の概要と順法上の注意点について説明します。
受講対象・レベル
・製造業又は商社の環境担当者、取引先窓口担当者
・製造業の渉外担当者
習得できる知識
・ストックホルム条約の構成と審議プロセス
・各国のPFAS規制概要
・PFASに関する国内法の概要と注意点
セミナープログラム
1.PFAS規制に至るこれまでの経緯
1-1 PFAS規制概要
PFAS規制の変遷、PFASの定義
1-2 PFAS用途の考え方
委員会等で公開されたPFOS・PFOAの用途、POPRCに提出された用途
1-3 PFOS代替物質情報
2.国際条約・海外規制の動向
2-1 ストックホルム条約
POPRCとは何か、PFOS・PFOA・PFHxSの審議内容とLC-PFCAsの審議経過
2-2 欧州規制
POPs規則、REACH規則
2-3 米国規制
連邦法(TSCA、SDWA)と州法(バーモント州、
カリフォルニア州(プロポジション65)他)
2-4 中国他アジア各国規制
中国(危険化学品目録、重点管理新汚染物質)、台湾(TCCSCA)、
韓国(化評法)、タイ(有害物質法)、シンガポール(環境保護管理法)、
ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン
3.国内法令の動向
3-1 化審法
3-2 輸出令
3-3 POPs含有廃棄物の注意点
有機フッ素,化合物,PFAS,PFOS,WEBセミナー,オンライン
セミナー講師
一般社団法人産業環境管理協会 人材育成・出版センター 技術参与 宇佐美 亮 氏
【専門】
化学物質関連法規制
【略歴】
・大手電機メーカーにて材料研究所及び本社環境推進本部勤務
・業界団体にて製品化学物質専門委員会及び
事業所関連化学物質対策専門委員会の委員長、各WG主査等を歴任
・(一社)産業環境管理協会へ転職、所長等歴任後、現職
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
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