COP27の結果を受けた国内外の動きと企業判断

33,700 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 事業戦略   地球温暖化対策技術   政策・行政
開催エリア 全国

〜GX-ETS、CBAMや米国提案、ICAO決定を包括し考察〜

開催日:2023年 2月 9日(木)

セミナー講師

松尾 直樹(まつお なおき) 氏  

(公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員/シニアフェロー(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役

■現在 (有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役 (温暖化コンサルティング) (2002-) (株)PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 代表取締役 (途上国ビジネス) (2007-) (株)クールイノベーション 取締役 (革新的冷蔵技術・途上国コールドチェーン) (2020-) (公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員/シニアフェロー (気候変動戦略研究) (2017-) 慶應義塾大学 非常勤講師 (大学院低炭素関係) (2009-)  等

■その他 (財) 日本エネルギー経済研究所 (気候変動と電力の研究) (1991-1998) (財)地球環境戦略研究機関 (気候変動問題戦略研究) (1998-2002) (財)地球産業文化研究所 (IPCC) (1998-2001) 等 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 博士後期課程修了 (理学博士)

セミナー受講料

1名につき 33,700円(税込)

同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 1時間57分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。

セミナー趣旨

COP27での決定事項などから、まずは、現在のわれわれのおかれている状況を振り返ります。国際制度面では、パリ協定実施の動きに加え、G7サミットで提唱されたクライメートクラブが動き出そうとしています。その他の国内外の動きとしては、国内ではGXという標語のもとでの各種の動きがある中で、GX-ETSという国内排出権取引制度が来年度から動き出します。国際的にも、EUの提唱するCBAM(炭素国境調整メカニズム)に加え、米国がやや異なった提案をEUに対して行ってきています。国際航空を司るICAOは、2050年ネットゼロの決定を行いました。また、企業とすれば、各種の社会的要請が生まれる中、自社がそれに対応する必要性という観点に加え、他者がその要請に応えるためのサービスというビジネス機会が訪れてもいます。このような中で、企業として、将来の不確実性のどう対処すればよいのか?ほぼ間違いなく言えることは何か?どのように「打って出る」ことができるか?などを考察いたします。

セミナープログラム

1.気候変動に関する国際的な枠組みの流れを理解する (1)気候変動枠組条約・京都議定書・パリ協定の意味合い (2)COP27の結果を考える (3)2030-2050年目標に向けて (4)G7サミットとクライメートクラブ2.国内外の動き (1)GXに向けての動き (2)カーボンプライシングとその展望(GX-ETSを中心に) (3)CBAMと米国の代替案 (4)ICAOの決定3.企業活動を巡る各種の社会的な要請 (1)自社への要請とその対応 (2)他者への要請へのサービス提供4.企業判断の考え方 (1)不確実性への対応 (2)ロバストなものはなにか? (3)新しい価値創造へのチャレンジ