カーボンプライシングに関する経産省と環境省の委員会の
中間取りまとめをどう理解すべきか?
日本に導入する場合、成長戦略の一部という意味を含め、どのような方法が望ましいか?
開催日:2021年 8月18日(水)
セミナー趣旨
菅総理の意図にも拘わらず、カーボンプライシングに関する経産省と環境省の2つの委員会は、平行線の議論を続けた。6月から7月にまとめられる予定のこれらの委員会の「とりまとめ」を、いち早く読み解く。両委員会の議論や政府資料は、本来のカーボンプライシングの特徴や目指すところを誤解している場合も多い。これらをもういちど確認することで、カーボンプライシングの役割を再認識し、その上で、日本にとってどのような制度が望ましいのか、複数の可能性を考察する。
セミナープログラム
- 世界におけるカーボンプライシングの現状と、それぞれの国における位置づけ(とくにEUの考え方)
- 二つの政府委員会の中間取りまとめ
- 環境省 カーボンプライシングの活用に関する小委員会の中間取りまとめ
- 経産省 世界全体でのカーボンニュートラル実現のための経済的手法等のあり方に関する研究会
- これらの委員会の結果から読み解けること
- カーボンプライシングの特徴とその活かし方
- 排出権取引、炭素税、共通なポイント、クレジットメカニズムのそれぞれに関して
- 代替する他の政策手法との対比
- カーボンプライシングの誤解
- カーボンプライシングをどう成長戦略に活かすか?
- カーボンニュートラルに向かうにあたってのカーボンプライシングの役割と期待できるもの
セミナー講師
(有)クライメート・エキスパーツ 代表
(公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員
松尾 直樹(まつお なおき) 氏
セミナー受講料
1名につき 33,440円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間55分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
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