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~固体触媒の働き、化学平衡と反応速度、反応機構、プロセスなど~
二酸化炭素の削減が求められるなか、二酸化炭素を原料とし有用な化学品に変換する技術が近年注目を集めています。
そのカギとなる触媒技術や、ポリカーボネートジオールやカーバメート、尿素誘導体等の合成などについて解説します。
セミナー趣旨
ここでは、二酸化炭素とアルコールやアミンとの反応について、化学平衡などについて述べ、固体触媒の働き、回分式反応装置から固定床流通式反応装置への展開、また、高圧二酸化炭素の利用から、低圧・常圧二酸化炭素への展開などについて触れる。
受講対象・レベル
化学、エネルギー、エンジニアリングなど。
習得できる知識
二酸化炭素の触媒変換、化学平衡と反応速度、反応機構、プロセス
カーボンリサイクルのための二酸化炭素非還元的変換の最新動向
セミナープログラム
1.CO2変換技術と本研究のターゲット
2.酸化セリウムの物性と触媒利用
3.CO2とアルコール・アミンとの反応によるカーボネート、カーバメート、尿素類合成
3.1 化学平衡
3.2 生成物選択率の重要性
4.CO2とアルコール・アミンとの反応に有効な酸化セリウム触媒
4.1 カーボネート、尿素誘導体などの従来型合成法と直接合成
4.2 尿素誘導体合成の難易度:様々なアミン
4.3 有機カーボネート合成の難易度:様々なアルコール
5.メタノールと二酸化炭素からの直接炭酸ジメチル合成
5.1 水除去による平衡シフト
5.2 ニトリルの水和反応を組み合わせた平衡シフト
5.3 2-シアノピリジンの水和反応の有効性
5.4 固定床流通式反応への展開
5.5 プロセス検討
5.6 酸化セリウム触媒+ニトリル脱水剤系の応用例:ポリカーボネートジオールの合成
6.常圧・低圧CO2変換の重要性
7.酸化セリウム触媒を用いた常圧二酸化炭素とジオールからのポリカーボネートジオールの合成
8.二酸化炭素吸収アミンの直接変換
8.1 直接変換の意義
8.2 回分式反応装置を用いた尿素誘導体の合成
8.3 固定床流通式反応装置を用いた尿素誘導体の合成
9.まとめと今後の展望
□質疑応答□
セミナー講師
1994年 7月 東京大学大学院工学系研究科 応用化学専攻助手
1999年 4月 東京大学大学院工学系研究科 応用化学専攻講師
2001年4月 筑波大学 物質工学系 講師
2004年6月 筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授
2010年4月 東北大学大学院工学研究科応用化学専攻 教授
HP:http://www.che.tohoku.ac.jp/~erec/
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
44,000円( E-mail案内登録価格41,800円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 44,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額22,000円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
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配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
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