閣議決定されたGX基本方針と日本版カーボンプライシングの狙い
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 事業戦略 地球温暖化対策技術 政策・行政 |
開催エリア | 全国 |
開催日:2023年 5月 17日(水)
セミナー講師
松尾 直樹(まつお なおき) 氏 (公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員/シニアフェロー(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役
■現在(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役 (温暖化コンサルティング) (2002-)(株)PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 代表取締役 (途上国ビジネス) (2007-)(株)クールイノベーション 取締役 (革新的冷蔵技術・途上国コールドチェーン) (2020-)(公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員/シニアフェロー (気候変動戦略研究) (2017-)慶應義塾大学 非常勤講師 (大学院低炭素関係) (2009-) 等■その他(財) 日本エネルギー経済研究所 (気候変動と電力の研究) (1991-1998)(財)地球環境戦略研究機関 (気候変動問題戦略研究) (1998-2002)(財)地球産業文化研究所 (IPCC) (1998-2001) 等大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 博士後期課程修了 (理学博士)
セミナー受講料
1名につき 33,600円(税込)同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 2時間2分 テキストデータ(PDFデータ)つき
※プレミアム会員様(招待券含)も通常の受講料が発生致します。
■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。 2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
セミナー趣旨
新たに策定されたGX基本方針は、今後10年間の日本の採っていくロードマップと、それを実現するに必要な150兆円(うち政府分20兆円)を示したものである。そのため、現在のエネ特をほぼ倍増するその財源として戦略的に設けられる新たな債券と、その2050年までの償還原資としてカーボンプライシングが導入されることとなった。ここではその全体像をどう読むか、そしていくつかのロードマップの内容をどう理解すべきか、従来型とはいささか異なるカーボンプライシングはどのようなものか、などの点において、日本の気候変動政策および産業論的考察を行い、企業としての意思決定に資する要素を抽出する。
セミナープログラム
1.気候変動問題の現状 (1)国際制度面 (2)国内排出トレンドと国内の対応2.GX基本方針の概要 (1)全体の考え方と戦略性 (2)資金ソースとしてのカーボンプライシング 2-1 GX-ETS(パイロットおよび2026年度以降) 2-2 炭素に対する賦課金 2-3 本来のカーボンプライシングとの対比 (3)ロードマップの内容とその理解すべき点 (4)軌道修正に関する点3.企業の意思決定におけるインサイト