【中止】特許情報に基づくCO2資源化技術の研究開発動向
・二酸化炭素の利用・活用技術:特許情報であぶり出す!
セミナー趣旨
カーボンニュートラル社会では、様々な製品を化石燃料(石油、石炭、天然ガスなど)に頼らずに生産する必要があります。そして、近年ではゴミの焼却などによって発生したCO2を回収、利用したCCU(Carbon dioxide Capture and Utilization) 技術が、注目を集めています。資源としてCO2を有効利用するには、CO2を燃料やプラスチックなどに変換して利用する方法と、CO2のまま直接利用する方法があります。CO2を他の物質に変換するために再生可能エネルギーを使うなど、できるだけ化石燃料を使わない方法などが世界中で研究されています。
本セミナーでは、特にCO2を他の物質に変換するための技術に関して世界中の論文や特許情報解析などに基づいて調査した結果を紹介するとともに、将来の展望について幅広く紹介します。
習得できる知識
・特許や学術文献情報から見えてくる、CO2資源化技術やその周辺技術の研究開発動向・技術トレンド
・特許情報解析に基づいた、ある技術領域の読み方・捉え方(今回は「CO2資源化」を例として)
セミナープログラム
1. はじめに
2. 国内外におけるCO2技術動向の流れ
2-1 世界のCO2技術動向
2-2 国内のCO2技術動向
3. 特許情報解析から読み解くCO2利用技術の動向
3-1 世界の特許情報
3-2 世界の上位出願人の変化
3-3 世界のCO2資源化技術に関する技術分野別の推移
3-4 CO2有効利用技術に関する傾向
4. CO2の化学変換技術
4-1 海外の利用事例
4-2 国内の利用事例
4-3 C1化学品変換
4-4 C2化学品変換
4-5 C3以上の化学品変換
4-6 ポリマー、ポリマー原料への変換
4-7 ファインケミカル品への変換
4-8 炭素材料への変換
4-9 環状カーボネート
4-10 アミド化合物
4-11 カルボン酸
5. 実証・実用化の事例
6. CO2技術の今後の展望
7. おわりに
<質疑応答>
※尚、内容は増補する可能性があります。適宜こちらのページを追記更新する予定です。
セミナー講師
八角コンサルティンググループ 代表/AIPE認定 知財アナリスト 八角 克夫 先生
技術士(化学部門)
■ご略歴
1992年3月 東北大学大学院工学研究科博士課程前期修了(応用化学専攻)
1992年4月 総合化学メーカー入社
研究開発本部にてポリエチレン気相重合触媒の研究開発に従事/ポリエチレン開発部にて成形加工・試験・評価等に従事/
1997年4月 研究開発本部にてクラスター分子を利用した触媒の研究、超微粒子触媒を利用した二酸化炭素利活用の研究開発 /
1998年4月 1年間、理化学研究所にて派遣研究
2004年7月 知的財産部
特許情報解析、知財戦略、事業戦略支援、知財教育、BtoBのブランド活動、テーマ発掘活動、
MOTなどに従事(研究開発・ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリブタジエン・ナイロンなどを担当)/
知的財産推進グループのグループリーダーとして、全社の知財技術担当を統括/タイやヨーロッパにて知財指導経験を有する
2019年2月 AIPE認定 知財アナリスト
2019年5月 八角コンサルティンググループ開設
2020年3月 検索技術者検定1級
2021年6月 (一社)技術知財経営支援センター 副代表理事
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
講師のプロフィール
化学技術・知的財産・情報の3つの柱のプロとして、お客様の課題解決や将来へ向けての提案をしていきたいと考えております。
八角 克夫
やすみ かつお / 千葉県 / 八角コンサルティンググループ
2019年5月に開業いたしました。
総合化学メーカ―にて高分子や触媒研究をはじめとして、調査や知的財産も長年行ってきたため、知的財産に関する視点を取り入れたコンサルタントが出来ると考えております。
また、若手技術者へ...続きを読む