再エネ主力電源化に向けた電力市場メカニズムのあり方

-容量市場・需給調整市場、その先の同時市場はどう進化を遂げるべきか-

開催日:2023年 9月 5日(火)

セミナー趣旨

2050年カーボンニュートラルは国際公約であり、再エネ主力電源化は待ったなしです。一方で、我が国は、欧米と大きく異なり50/60Hzに分かれている上、国際連系線もない「串型」ネットワークの島国です。世界でも類を見ない苛酷な市場環境下で、「容量市場」「需給調整市場」はどのように進化を遂げるべきでしょうか。昨今話題の「同時市場」の位置付けと「系統混雑」回避に向けた諸方策「ゾーン制・ノーダル制」とDSR(需要側リソース)・DER(分散型エネルギーリソース)を最大限活用し得る系統運用の理想像を、資源エネルギー庁や電力広域的運営推進機関で審議会委員を務め、「エネルギー業界の憲法」と言える「エネルギー政策基本法」起草に携わった講師により中長期的な視点で解説します。

セミナープログラム

1.2050年カーボンニュートラルの実現性
   〜グローバル・ノースVSグローバル・サウス〜

2.容量市場・需給調整市場・そして同時市場の未来図

3.再エネ主力電源化と系統運用
 (1)系統混雑回避に向けた措置
 (2)ゾーン制とノーダル制のありかた

4.DER・DSRはカーボンニュートラルに貢献出来るのか

5.まとめ:
   〜もう後戻りはできない・・・目指すべき電気事業の理想像〜

セミナー講師

エナジープールジャパン株式会社 
代表取締役社長兼CEO         
資源エネルギー庁・次世代の分散型電力システムに関する
検討会 委員
資源エネルギー庁・ERAB検討会 委員         
電力広域的運営推進機関・調整力及び
需給バランス評価等に関する委員会 委員
電力広域的運営推進機関・需給調整市場検討小委員会 
委員
市村 健(いちむら たけし) 氏

1987年東京電力株式会社入社。本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、世界原子力協会(本部ロンドン)事務局を担務の後、本店総務部にて広報渉外・政策調査・官庁調整・危機管理業務等のエネルギー政策全般に17年に亘り従事。その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草にも携わる。2014年6月東京電力を退社。同年7月より現職。併せて、資源エネルギー庁 次世代の分散型電力システムに関する検討会 委員、資源エネルギー庁 ERAB検討委員、電力広域的運営推進機関 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会 委員、需給調整市場検討小委員会 委員、資源エネルギー庁 次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会オブザーバーを務める。慶應義塾大学商学部卒。米国ジョージタウン大学院MBA修了。主著に「電力システム改革の突破口DR・VPP・アグリゲーター入門」「電力セキュリティーエネルギー安全保障がゼロからわかる本」(共にオーム社)等。

セミナー受講料

1名につき 33,220円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 1時間49分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,220円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

電力技術   地球温暖化対策技術   政策・行政

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,220円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

電力技術   地球温暖化対策技術   政策・行政

関連記事

もっと見る