水電解システムの高効率・高耐久化へ向けた基礎研究 ~各水電解システムの概要とコストダウンへの課題・電極触媒の基礎・様々な反応への応用について~

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 化学反応・プロセス   電気化学   地球温暖化対策技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

PEM、アルカリ型、AEM等、各水電解システムの基礎から解説します 

セミナー講師

 東京大学 工学系研究科 教授 髙鍋和広 先生

■ご略歴2006年 3月 東京工業大学総合理工学研究科 博士(工学)取得2006年 5月 アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校 博士研究員2008年 5月 東京大学工学系研究科化学システム工学専攻 特任助教2010年 8月 サウジアラビア・King Abdullah University of Science and Technology(KAUST)Assistant Professor2016年 7月 サウジアラビア・KAUST Associate Professor2018年 1月 サウジアラビア・KAUST Professor2018年 7月 東京大学工学系研究科化学システム工学専攻教授(現在に至る)■ご専門・得意分野固体触媒化学

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  工業化されて久しい水電解の技術は、グリーン水素の大量導入に向けて2020年比で2050年までに1万倍の導入が必要となっている。電極材料およびシステムはさらなる高性能化、長寿命化を安価な材料で達成することが求められている。本講座では水電解のコストダウンに関する一般的な概論を解説し、PEM型、アルカリ水型、AEM型などの異なる水電解のシステムについて、現状の課題と最先端の技術を紹介する。本講座のメインは触媒化学の観点から、速度論的解析と物質拡散の重要性を解説し、電極触媒反応の詳細で高度な学術的解説を行う。特に当研究室で進める非極pHの水電解の基礎を詳細に解説する。さらに化学プロセスの電化に伴い今後大幅に増大していくだろう電極触媒技術の他反応への応用についても言及する。

受講対象・レベル

・ 電極触媒反応に携わる研究者・ 電気化学反応に携わる研究者・ グリーン水素関連技術に携わる研究者

習得できる知識

・ 電極触媒反応についての基礎知識・ 水電解の現状の現状と課題・ 様々な水を利用した電解技術の知見

セミナープログラム

1. 化学プロセスの電化 - 電極触媒の重要性2. グリーン水素製造の現状と展望 - 現状の課題:コスト - PEM - アルカリ型(AWE) - AEM3. 世界の(アカデミアが参画する)プロジェクト4. 電極触媒の基礎 - 素反応に基づく反応機構(Tafel解析の基礎) - 物質拡散の影響(回転ディスクの利用) - 水電解の反応物の理解と触媒設計5.様々なpHやイオン存在下における水電解 - 非極pH のメリット - 反応物スイッチング(pHの効果) - 緩衝液とpKa - 非極pHに特化した材料特性 - 海水利用を志向した塩素イオンの反応の競合6. 様々な電極触媒反応への応用 - 二酸化炭素還元反応 - 窒素還元反応7.Q&A