現場で役に立つCAPA(是正予防・予防処置)導入手順・事例と根本的原因分析入門講座
開催日 | 10:00 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) 医薬品・医療機器等規制 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★逸脱・不適合を継続的改善に結びつけるには
逸脱におけるリスク評価のポイントとは?なぜなぜ分析の進め方及び事例を紹介!逸脱に関連したROUT CAUSE ANALYSISについても解説!
※本セミナーは延期となりました 7/16 ⇒ 10/7
セミナー講師
高槻医薬品GMP/食品GMPリサーチ 所長 若山 義兼 氏(元塩野義製薬株式会社 品質保証部 次長)《略歴》●高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチを起業●医薬品・食品品質保証支援センター:顧問●日本環境認証機構(JACO):ISO審査員・略歴●1966.4~1970.3: 塩野義製薬入社、製造部技術研究・設備課に配属●塩野義製薬 製造本部/エンジニャリング次長●(出向)シオノギクオリカプス(株)品質監査室長●塩野義製薬(株) 監査・保証部・品質保証部 次長《執筆》・すぐ使えるGMP・SOPのワードデータ集(サイエンス&テクノロジー:2015年:CAPAのSOPフォーマット)・GMP人材の技能教育・資格認定法(技術情報協会:2015年/ 分担執筆:GMP監査員の資格認定)等・化粧品OEM企業に対するGMP監査(情報機構/雜誌GMPPeople:2015年8月~10月まで連載)・医薬品品質システムの参考になる~ISO 9001の改訂動向及び改訂の概要〈GMPGMPプラットフォーム:2015年6月~7月まで、
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
改正GMPでは、医薬品品質システムにおける心臓部である「経営陣によるマネジメントレビュー」のために「逸脱及びCAPA(是正予防措置)の実施状況及びその有効性評価の報告」が必要となった。逸脱及びCAPAとは、これまでのGMP運用で管理できなかった諸問題が顕在化し、そのための改善のための取組である。ここで云う諸問題とは、苦情・回収・試験不適合・自己点検・委託先による指摘事項が含まれるいずれにせよ、逸脱は、なぜ管理できなかったか、どこに本質的問題が潜んでいるのかを明らかにし、原因を排除する活動と云える。CAPAの良否が、逸脱・不適合を継続的改善に結びつける決め手といわれ、「経営陣によるマネジメントレビュー」の着眼点の一つである。このセミナーでは逸脱⇒是正・予防措置(CAPA)の導入手順を、改正GMP省令、ISO 9001およびFDAの手法を踏まえ解説します。逸脱・不適合などを継続的改善に結びつけるためには、根本的原因分析〈RCA〉がポイントであり、多くの手法が医薬品以外の分野でも開発されている。このセミナーでは、これらの手法を踏まえ、CAPA手順及び根本的原因分析ポイントについて事例を中心に学びます。
習得できる知識
1.「CAPAおよび何をSOPに記載すべきか?」を学ぶ 2・「CAPA有効性とは?」を学ぶ3.「CAPAと変更管理の関連性とは?」を学ぶ4.「CAPAに関連した各種SOPのフォーマット及び記載事例】を学ぶ5.「逸脱の原因究明技法である<なぜなぜ分析の進め方及び事例>」を学ぶ5,「逸脱に関連したROUT CAUSE ANALYSIS(原因の究明)技法」を学ぶ6.「逸脱におけるリスク評価技法」を学ぶ
セミナープログラム
1.是正措置・予防措置(CAPA)が重視される背景 1)システム査察で指摘を受ける是正措置・予防措置(CAPA) 2)製品監査における逸脱の諸問題とその原因 3)是正措置・予防措置(CAPA)導入の目的 4)製品品質照査フローにおける是正・予防処置の役割 5)継続的改善の原動力となる逸脱・変更・是正および予防処置の“見える化(図式)” 6)医薬品品質マネジメントの運用モデル 7)是正・予防(CAPA)の対象となる8項目とそのポイント
2.国際規格ISO9001に学ぶ「是正」「予防」「修正」などの用語の理解 1)用語(不適合、欠陥、修正処置、是正処置、予防処置)の定義 2)修正処置と是正処置の相違 3)是正処置と予防処置の相違
3.国際規格ISO9001に学ぶ“是正処置・予防処置”の見える化 1)見える化シートのフォーマット 2)効果的な是正処置の10手順 3)運用事例の紹介4.効果的な是正措置・予防措置(CAPA)技法の手順(事例)及びRoot Cause Analysis 是正措置・予防措置(CAPA)の心臓部は、根本原因の究明の確からしさが決めてである。実施要領及び記録フォーマットと関連づけ手法の紹介と事例を解説する。 1)是正措置・予防措置(CAPA)実施要領及び記録フォーマット 2)是正措置・予防措置(CAPA)に関する責任と権限 3)是正処置の対象となる事実の明確化 (発生に至った経過、具体的内容、現象) 4)根本原因分析 ・調査目的の明確化 ・事象に関連した製造プロセスの特定 ・類似の逸脱・不適合の逸脱記録などの照査および聞き取り調査 ・根本原因調査および分析技法 ・要因分析技法/5M+1E分析技法 ・SHEL分析技法 ・根本原因分析ツールRCA(Root Cause Analysis)Tools ・5WHY技法 5)逸脱における根本原因分析(3事例) ・事例1:温度監視モニター<異常>表示見逃した「ヒューマンエラー事例」 ・事例2:医療機関のおけるインシュリン過剰投与(メデイカルインシデント) ・事例3:打錠製品への”黒い斑点状異物”の混入 6)遡及調査 7)再発防止を確実にするための必要性の評価 ・品質リスクアセスメント 8)修正措置(応急処置) 9)是正処置計画およびその有効性評価(変更管理及びバリデーションの要否) 10)横展開/予防処置の要否 11)是正処置実施および実施効果確認 12)是正処置のレビュー(製品品質照査) 13)予防処置(未然防止)への取り組みのポイント 14)是正処置管理表への記載要領 15)是正処置管理表への記載事例
5.逸脱におけるリスク評価および是正・予防処置(事例) ★逸脱管理 ★逸脱におけるリスク評価および是正・予防処置(事例)
※一部、変更もあることご承知下さい。
【質疑応答】
キーワード:医薬品,品質システム,CAPA,逸脱,是正措置,逸脱,セミナー,講習会