~鋳造合金、構造材料、機能材料、積層造形・AMに向けた研究開発まで~
受講可能な形式:【Live配信】のみ
従来合金では見られない特性を示す金属新素材・ハイエントロピー合金。
同材料について、定義や分類、特徴、エントロピーを増大させる意味、
生体用・軽量等の各ハイエントロピー合金、
構造材料や積層造形・AMなどの実用化に向けた研究開発事例までを詳しく解説します。
セミナー趣旨
本講演では、まずハイエントロピー合金の基礎概念である「エントロピーを増大させる意味」、「元素の多様性と不均一性」について解説し、ハイエントロピー合金作製の主要なルートである鋳造法に注目した研究開発事例、単相固溶体に限らない研究開発事例を紹介する。
受講対象・レベル
ハイエントロピー合金を全く知らない方でも対応できる内容にしてあります。
習得できる知識
1、ハイエントロピー合金の定義
2、ハイエントロピー合金の主要な合金系
3、ハイエントロピー合金の基礎概念である「エントロピーを増やす意味」と「元素の多様性と不均一性」
4、実用化に向けた研究開発の事例
セミナープログラム
1.ハイエントロピー合金の定義と分類
1.1 構成元素の数と組成による定義、エントロピーによる定義
1.2 成分数の「5」や「1.5R」の意味
1.3 ハイエントロピー合金の分類
2.エントロピーを増大させる意味
2.1 ハイエントロピー合金が注目されるに至ったナノ双晶による高強度・高延性の達成
2.2 4つのコア効果
2.3 鋳造合金におけるエントロピーの増大による強度の増加
2.4 元素の多様性と不均一性による特殊効果の発現
3.鋳造合金としての研究・開発
3.1 ハイエントロピースチールとハイエントロピー鋳鉄
3.2 ハイエントロピー黄銅
3.3 生体用ハイエントロピー合金
3.4 軽量ハイエントロピー合金
3.5 共晶ハイエントロピー合金
4.実用化に向けた研究開発事例
4.1 構造材料
4.2 機能材料
4.3 積層造形・AMとの対応
□質疑応答□
セミナー講師
兵庫県立大学 大学院工学研究科 教授 博士(工学) 永瀬 丈嗣 氏 専門:材料科学、金属材料学
1998年3月大阪大学工学部を卒業、2003年3月大阪大学より博士(工学)を授与、その後大阪大学大学院工学研究科の助手・助教、超高圧電子顕微鏡センターの助教・講師・准教授を経て、2021年4月より兵庫県立大学大学院工学研究科の教授(現職)。
セミナー受講料
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受講、配布資料などについて
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配布資料
- 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
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Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
金属材料
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