利益を生む品質管理への変革を、仮想ケースに基づき演習で学ぶ
日本企業の多くは世界に冠たる品質を実現させた一方で、低収益を余儀なくされてきました。「品質コストマネジメント」は、この壁を打ち破り、品質の向上のみならず、品質管理を通じてきちんと利益(Return on Quality)を生み出す仕組みの構築を支援します。
「品質コスト」は、総合的品質管理(TQM)を支える重要なツールとして米国で誕生し、半世紀を越えて活用されてきました。品質管理をまさに投資と位置づけ、その費用対効果を見極めるとともに、より収益性の高い製品および市場の開拓に貢献してきました。日本では品質コストがあまり注目されてきませんでしたが、21世紀を迎えたあたりから品質問題が多発するようになったことを受けて、日本でも品質コストを導入する企業が増えてきました。
しかし、どれほど優れた経営ツールであっても、使い方はもとより、使う場所やタイミングを誤っては何にもなりません。日本の企業には、その組織や経営風土にあった使い方の工夫とともに、的確なアレンジも必要です。そして、その意味で品質コストを正しく活用するようになれば、品質に伴うリスクを低減するとともに、品質管理に勝る投資はないと実感できるようになるに違いありません。
本セミナーでは、こうした点を踏まえて、日本の企業風土に適した品質コストマネジメントの導入・運用を豊富な事例と演習を通じて、学んでいただきます。
セミナー趣旨
● 品質コストの実態を把握し、効果的に管理することがいかに重要かを、とくに失敗事例を参照しながら学習していきます。
● 企業の取組事例を紹介し、わかりやすく解説します。
● 学習ステップの節目で、適宜演習を活用し理解度をチェックします。
● 品質コストの測定、分析、活用の場面で生じるさまざまな疑問に答えます。
● 品質コスト、特に失敗コストを効果的に低減するための手法について解説し、その活用方法を体験的に学習することができます。
受講対象・レベル
対象階層:トップマネジメント、品質管理・品質保証・生産管理部門の管理者の方々
・ 品質の維持・向上にかかる費用と、工程内の失敗や出荷後のクレームなどにかかる費用のバランスを適正化したい方
・ 品質トラブルによる損失や、連鎖的に発生するリスクを効率的に回避したい方
セミナープログラム
1日コース *グループ演習あり
第1日 9:30~17:00
・ 品質コストマネジメントはなぜ必要か
・ 品質コストが示唆する「品質管理に優る投資はない」
・ 日本企業の品質コストマネジメントの現状
・ 機会ロスの推定
・ フィードフォワード型品質コストマネジメントの実践
セミナー講師
伊藤嘉博 氏(早稲田大学商学学術院 教授)
セミナー受講料
賛助会員 36,300円
一般 42,350円
※税込み
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。
受講について
■ライブ配信のビデオ会議(遠隔会議)システムは「Zoom」を使用します。
■申込前に、事前に以下のテストサイトで、スピーカーとマイクのテストを確認してください。
https://zoom.us/test
*セミナー当日に視聴できないとのお問い合わせを頂戴した場合、対応できない場合がございます。
■ライブ配信へのお申込みは、開催日の4営業日前までにお願いします。
■本セミナーは、1IDにつき1名様の受講をお願いしております。複数人での受講はできません。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
9:30 ~
受講料
42,350円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込(主催者側から請求書を送付します)
開催場所
全国
主催者
キーワード
品質マネジメント総合 TQM 経済性工学
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
9:30 ~
受講料
42,350円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込(主催者側から請求書を送付します)
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全国
主催者
キーワード
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2025/01/29(水)~ 2025/01/31(金)
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