【特別企画】「令和大磯宣言」後のこれからの品質経営を探る【クオリティフォーラム2022アーカイブ】
開催日 | オンデマンド |
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収録時間 | 67分 |
主催者 | (一財)日本科学技術連盟 |
キーワード | 人的資源マネジメント総合 組織開発 |
開催エリア | 全国 |
品質経営のベストプラクティスをベンチマーク!クオリティフォーラム2022の注目の講演を、いつでもどこでも視聴できます
セミナー講師
佐々木 眞一 氏(トヨタ自動車㈱ 元副社長、一般財団法人日本科学技術連盟 理事長)
鈴木 浩佳 氏(トヨタ自動車㈱ モノづくり開発統括部 企画・人事室 主査)
松村 喜弘 氏(ビジネスエンジニアリング㈱ コンサルタント)
セミナー受講料
11,000円(税込)
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より30日間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- このセミナーの配布資料はありません。
- 講師への質問は受け付けておりません。
セミナー趣旨
①日科技連・品質経営研究会が考える「これからの品質経営」 佐々木 眞一 氏(トヨタ自動車㈱ 元副社長、一般財団法人日本科学技術連盟 理事長)
日科技連では、第109回品質管理シンポジウム(2019年12月)において、「顧客価値創造と組織能力強化の連携による企業存在価値の最大化~これからの品質経営の枠組みの提案~」をテーマに議論を行い、「令和大磯宣言」として、これからの品質経営の在り方について提言を行いました。これは、これからの品質経営は、企業存在価値を最大化していくためには、顧客(社会)価値を創造し、それを実現するための組織能力を獲得・向上していく必要があるという内容であり、今後の日本企業が生き残っていくたに必要となる考え方です。そして、その考えを産業界へ発信・普及していくために、「JUSE-エグゼクティブセミナー」(学長:坂根正弘氏)を通じたそのノウハウの提供、「品質経営研究会」でのより具体的な考え方、方法論、手法の検討を進めています。本セッションでは、令和大磯宣言後の日科技連での取り組みや、現状の議論の内容に加え、品質経営(顧客価値創造+組織能力の獲得・向上)に取り組んでいる企業での実践事例を通じて、今後の日本企業が生き残っていくための方向性をお話しします。モノからコトへと言われる価値観の変化に素早く対応し業績を上げている企業が実践する「コト価値時代の品質経営」と「それを支えるTQMとは」の研究結果もご紹介します。
②顧客価値創造“モノからコトへ”のためのアプローチ~BM(ブランドマネジメント)ストーリー~ 鈴木 浩佳 氏(トヨタ自動車㈱ モノづくり開発統括部 企画・人事室 主査) 松村 喜弘 氏(ビジネスエンジニアリング㈱ コンサルタント)
グローバル社会の成熟により顧客が求める価値は、所有から利用体験に急速にシフトし、良いモノでグローバル競争を牽引してきた我が国の産業界でも、顧客のコトに着目した価値づくりへ変革が求められています。モノ中心の時代には、顧客に受け渡す製品にて価値を創り込むことができましたが、コト中心の時代では、顧客に受け渡してからも製品・サービスを組み合わせて価値を創り出していかなければなりません。そのような課題に対応すべく、品質経営研究会が組織され、「ビジネスモデルで先行し現場力勝負に持ち込む」ための方法論としてBrand Management(以降BM)ストーリーの整備を進めてきました。BMストーリーは、事業の構想と実装の両輪を一気通貫で生み出す枠組みであり、顧客の未来課題の探索から始まり、顧客の成功を長期的にサポートするための新製品サービスの考案を通じて自社のマネタイズシナリオを描きます。さらに、シナリオ実現のために組織横断的に取り組むべきアクションを活動システムとして表現し、活動システム実行のための組織能力をTQMの考え方に基づき開発するものです。本講演ではBMストーリーの全体像とともに、BMストーリーの実践に必要な組織能力についても紹介いたします。
2022年11月9日(水)~11月11日(金)の会期で、「クオリティフォーラム2022」が開催されました。本フォーラムは、2000年に「サービス産業における品質管理大会」「部課長スタッフ品質管理大会」「職組長品質管理大会」を統合して創設された、歴史ある品質月間の主要イベントです。今年度はコロナ禍により完全オンライン開催となったにもかかわらず、多数の方々に参加をいただきました。まさに「品質経営総合大会 ここにあり」といった印象で、存在感を年々増しております。
この「クオリティフォーラム2022」の特別講演・企画セッションの講演内容(一部)を、”映像アーカイブ”として時間的・物理的制約を超えていつでもどこでも繰り返し視聴できるようにしました。多方面の業界からの、時代にあった品質経営に関する話題性のあるテーマの講演で、部課長、スタッフ、職組長、職場第一線の方々全てにご満足いただける内容です。ぜひこの機会に視聴され、他業界、他社の品質管理活動をベンチマークされることをお勧めします。
受講対象・レベル
ものづくりに携わる部課長、スタッフ、職組長、職場第一線の方々
習得できる知識
品質経営に関する考え方と事例