生分解性微粒子/ビーズの作製・構造・応用展開
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 汚染物質排出抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
ー 多糖の構造と特性・微粒化 / ビーズへの構造・特性の付与から応用展開 ー
本セミナーでは天然物由来のセルロースやキチン・キトサンなどの「多糖」にフォーカスして、それらを微粒子材料として用いる際の概要を説明します!
【アーカイブ配信受講:10/22(火)~10/29(火)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。
セミナー講師
滋賀県立大学 工学部材料化学科 准教授 博士(工学) 谷本 智史 氏【ご専門】天然高分子、微粒子、環境調和材料【学協会】 高分子ゲル研究会 運営委員 2010年04月 ~ 2014年03月 日本キチン・キトサン学会 評議員 2014年04月 ~ 2015年03月 高分子学会関西支部 地区幹事 2014年04月 ~ 2020年03月 日本キチン・キトサン学会 理事 2017年08月 ~ 2019年08月
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料(PDFデータでの配布)は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
近年、マイクロプラスチックが世界的な問題になっており、それに伴い「生分解性高分子」への興味が再度、高まっている。生分解性高分子には様々な分子構造のものがあるが、これまではポリ乳酸系の材料が多く取り上げられてきた。 本セミナーでは生分解性高分子の中でも広い可能性を残している、天然物由来のセルロースやキチン・キトサンなどの「多糖」にフォーカスして、それらを微粒子材料として用いる際の概要を説明する。また、我々が検討しているキトサンの微粒子化手法・無機物との複合化手法を紹介し、マイクロカプセルとしての応用の可能性を提案する。
受講対象・レベル
・天然高分子の微粒子/ビーズを作りたい方・多糖の材料利用をこれから検討される方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません
習得できる知識
・生分解性高分子の分類・官能基から見た多糖の分類・多糖の構造と材料としての使い分け・セルロースの成形方法・キチン・キトサンの概要・キトサンの成形方法・バイオミネラリゼーションの概要
セミナープログラム
1.生分解性高分子の概観 1-1 合成高分子系(例:ポリ乳酸) 1-2 微生物産生高分子系(例:ポリリジン) 1-3 天然高分子系(例:タンパク質、セルロース)
2.多糖の構造と特性 2-1 多糖とは (1)親水性天然高分子 (2)水素結合の存在 (3)柔らかい多糖と硬い多糖 2-2 非構造多糖 2-3 構造多糖 (1)セルロース (2)キチン・キトサン
3.一般的な高分子の微粒子化プロセス 3-1 重合とともに微粒子化 3-2 重合してから微粒子化
4.多糖の微粒子化 4-1 意外と少ない多糖の微粒子材料 4-2 水溶性多糖から作るゲル微粒子
5.セルロースの微粒子化 5-1 セルロースとは 5-2 セルロース系材料の現状 5-3 セルロースのフィルム化 5-4セルロースの微粒子化手法
6.キトサンの微粒子化 6-1 キチン・キトサンとは 6-2 キチン・キトサンに関する研究事例 6-3 キトサンの成形 6-4 キトサンの微粒子化手法
7.キトサン微粒子/ビーズへの構造・特性の付与 7-1 バイオミネラリゼーション 7-2 コアシェル型複合微粒子の構造・特性と薬物担体としての評価 7-3 将来の展開
8. 天然由来の生分解性微粒子/ビーズの応用展開へのヒント 8-1 生分解性材料としての応用展開 8-2 機能性高分子としての視点 8-3 生体適合性材料としての利用
9.まとめ
【質疑応答】