バイオ医薬品 GMP入門講座

49,500 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 生物・細胞技術   医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

・バイオ医薬品の製造および品質管理に関する注意点とは? 次世代モダリティーに関する話題も取りあげます! 

☆本講義ではバイオ医薬品を製造するにあたり、注意すべき点を説明致します! 

【アーカイブ配信:8/21~8/30(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

合同会社鈴木聡薬業事務所 代表社員 鈴木 聡 氏【専門】バイオロジクス、再生医療等製品、希少疾患薬の薬事・品質(RA・QA)および信頼性保証業務【略歴】持田製薬株式会社、バイオサイエンス研究所、経営企画室新規事業グループ等・抗体診断薬、バイオ医薬品、創薬研究企画、臨床開発、製造販売後調査、薬事規制対応・経営企画室新規事業(ベンチャー投資、機能性食品・化粧品・医療機器等)YLバイオロジクス株式会社、事業開発・開発薬事部長・バイオ後続品オーファンパシフィック株式会社、信頼性保証本部長、総括製造販売責任者・希少疾患薬、血液製剤・特定生物製剤、遺伝子組み換え医薬品等サンバイオ株式会社、信頼性保証部、再生医療等製品総括製造販売責任者・骨髄液由来間葉系幹細胞(MSC)再生医療等製品Boyd & Moore Executive search・経営、市場調査。外資日本法人のスタートアップ支援IPSEN株式会社(仏パリ本社)、設立時代表取締役、総括製造販売責任者・希少疾患(ウルトラオーファン)、起業・事業計画・製版業取得・ファブレス経営海和製薬株式会社(中国上海市本社)、Cooperate Office Officer、総括製造販売責任者・低分子医薬品抗がん剤、中国のバイオ・製薬産業調査レグセル株式会社(大阪大学発ベンチャー)、Vice President薬事・信頼性保証担当・抑制性T細胞、がん免疫2023.10-2024.1Global Regulatory Partners合同会社(米国籍薬事コンサル会社)、Senir Director RA&QA: ・外国企業の日本参入薬事支援2024.1-現在合同会社鈴木聡薬業事務所、代表社員:・主に大学発ベンチャーの創業・薬事支援。外国CMO会社、薬事コンサル会社の日本パートナー 【社外活動】PARKS事業化プロデューサー(プレCxO)・大学発知財の事業化、モダリティ・創薬手法構築、事業計画・IPO等企業・団体アドバイザー・国際幹細胞臨床研究会 理事所属団体個人会員・再生医療学会、バイオインダストリ協会(JBA)・臨床試験学会、抗体学会、スクリーニング学研究会・厚生労働省(MEDISO)、日本CFO協会

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 バイオ医薬品とは、遺伝子組換え技術や細胞培養技術など、バイオテクノロジーを用いて創製されたタンパク質製剤であり、人間の疾患に関連する酵素やホルモン、薬物受容体、抗体を基とした創薬に広く応用されている。 一方で、バイオ医薬品は細胞やタンパク質という極めてナイーブな物質を取り扱うため、その製造・品質管理においては低分子化合物に求められるものとは異なる難しい面もある。 本講義ではこうしたバイオ医薬品を製造するにあたり、注意すべき点を説明するとともに、次世代モダリティーに関する話題も取り上げてみたい。

習得できる知識

〇 バイオ医薬品の製造および品質管理に関する注意点〇 抗体医薬品の種類と特性〇 CTD-Qの記載要件〇 バイオシミラーに関する事業戦略

セミナープログラム

 1. はじめに

 2. バイオ医薬品とは何か  2.1 低分子医薬品との違い  2.2 タンパク質の基本構造と相互作用   - タンパク質の分離・精製方法   - 糖タンパク質と糖鎖解析   - タンパク質の生理活性と病態関与   2.3 バイオテクノロジーによるタンパク質の生産   2.4 バイオ医薬品の種類と承認審査フロー   2.5 抗体医薬品の台頭と次世代バイオ医薬品

 3. バイオ医薬品のCMC戦略: 製法開発  3.1 細胞株の開発(CLD: Cell Line Development): ICH-Q5A-E,Q6B   - 細胞基材の選択(E.coli,CHO等)とプラスミド/ベクターの構築  3.2 トランスジェニック動物による生産  3.3 生物由来原料基準、カルタヘナ法、バイオハザード対応

 4. バイオ医薬品の分析方法  4.1 タンパク質の不均一性: 翻訳後修飾、生理活性の変化  4.2 特性解析の概要 (規格試験・試験方法、安定性試験)  4.3 不純物(目的物質由来、製造工程由来)と混入汚染物 

 5. バイオ医薬品の製造とプロセス開発: 上流工程(培養)、下流工程(精製)  5.1 バイオ医薬品にて注意すべきGMP要件   - 構造的側面     (1) セルバンク(細胞基材)システム: MCBとWCB    (2) 細胞培養プロセスによる目的物質の生産    (3) 培養物からの単離・精製   - 品質的側面    (1) セルバンクの管理とバンク更新時の同一性の確認: 純度試験     (2) 最終製品の試験、規格適合性: 継代培養中の細胞の質的変化を確認    (3) 製造工程の恒常性の観点からの物理的化学的性状の一致性、再現性の確認    (4) 不純物(目的物質に由来する不純物や、ウイルス・細菌・核酸などの原材料や製造工程に由来する不純物など)の除去とバリデーション。  5.2 製造プロセスの管理要件とパラメータ管理  5.3 スケールアップ・シングルユース技術・連続生産とプロセス評価  5.4 製造方法の変更管理(同等性/同質性)

 6.  品質管理戦略  6.1 ICH品質ガイドライン: ICH Q8/Q9/Q10  6.2 クオリティ・バイ・デザイン(QbD)によるアプローチ  6.3 科学的根拠及び品質リスクマネジメント(QRM)のプロセス  6.4 目標製品品質プロファイル(QTPP): 患者に対する有効性・安全性との関連  6.5 製剤設計と製造工程の開発およびリスク評価  6.6 重要品質特性(CQA)と重要工程パラメータ(CPP)の設定  6.7 リスクとクリティカリティ  6.8 ライフサイクルマネジメント(ICH-Q12)と変更管理(一変、軽微)

 7.  バイオ医薬品の承認申請(CMC)  7.1 承認申請: CTDの構成と記載要件、CTD-Q: Module3, 2.3の作成 (原薬、製剤)  7.2 コンビネーション製品: プレフィルドシリンジ等

 8. バイオ医薬品の非臨床試験、臨床試験  8.1 治験薬の製造: 原薬GMP、治験薬GMP  8.2 薬理作用: 動物試験のヒトへの外挿性

 9. バイオ医薬品の安全性評価  9.1 免疫原性  9.2 不純物評価  9.3 ウイルス安全性評価ガイドライン(ICH Q5A)  9.4 マイコプラズマ否定試験等  9.5 製造販売後調査: 安全性定期報告、感染症定期報告

 10. バイオシミラーの特性とその市場性  10.1 バイオシミラーの要件と最近の動向

 11. CMO/CDMOの活用  11.1 国内外の主な製造受託業者とバリューチェーン  11.3 業態とサプライチェーンの構築

 12. まとめ

 【質疑応答】