SRモータ(スイッチトリラクタンス)の基礎と実用化技術

55,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 自動車技術   電気、電子製品   電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆47年間のモータ設計に携わってきた講師が、          SRモータの原理、課題、今後の動向を解説!★振動騒音発生メカニズムとその対策・低減の事例を多く紹介する。 ~他機種モータ特性の比較および騒音低減へのポイント~ ※Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 

セミナー講師

Nodaモータテック事務所/(株)ワールドテック 講師 工学博士 野田 伸一 氏【専門】モータ工学【ご略歴】・1982年 芝浦工業大学を卒業。・2000年 三重大学にて「モータの振動騒音」で工学博士を取得。・(株)東芝にて、モータ(自動車、産業、鉄道、エレベータ、家電・空調など)の 研究開発・品質問題に従事(部長)。・2013年 Nidec(日本電産)にて、モータ基礎研究所にてブラシレスDCモータ開発や SRモータ開発、ロボット・ドローン用モータ開発、品質問題に従事(部門長)。・2023年 Nodaモータテック事務所(代表)設立し、モータ技術顧問、セミナー講師、 コンサルタント、専門書執筆などで活動。【活動等】・表彰歴:電気学会論文賞、オーム技術賞、発明表彰・・8件 ・非常勤講師:芝浦工大(元)、大同工大(元)、セミナー講師、社員教育講師・学会・団体:モータ技術シンポジウム委員、IEEE、日本機械学会委員、電気学会委員【著書】・初めて学ぶ現場技術講座「電磁振動&騒音設計」(科学情報出版 2010年10月)・「モータの騒音・振動とその対策設計法」(NTC 2010年11月)・「モータの騒音・振動と対策設計法」(科学情報出版 2014年3月)・実践講座モータ騒音振動の対策(月刊EMC 2023年11月号No.427 科学情報出版)・現場で役立つモータの振動・騒音の基礎と低減対策法(機械設計 2024年2月号 日刊工業新聞)

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使用されている。その中でもSRモータは、永久磁石のレアアース材を使用しないため、価格高騰や供給不安の問題から近年、再注目を集めている。 SRモータのメリットは、ロータには磁石や巻線がなく、電力損失がほとんどない。永久磁石モータの性能と誘導モータのシンプルさと保守メンテナンスの利便性を兼ね備えている。高速回転の遠心力によるロータの破壊のリスクが小さく、逆起電力の上昇による可変回転速度が広く使えることから様々な製品へのSRモータの適用を検討されている。その反面、モータを駆動するインバータの電源電流に発生するトルクリップルが大きく、回転時に回転力の変動に伴い、騒音を発する場合もあり問題がある。 本セミナーでは、SRモータの回転原理、課題は何か。他機種とのモータ特性比較、位置付けと今後の動向を解説する。SRモータの振動騒音発生メカニズムとその対策低減の事例を多く紹介する。 本研修は「47年間の各種モータ設計・品質の実務に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、事例を交えて「実際に業務で使える内容」に重きをおき解説する。

受講対象・レベル

・モータシステム装置の設計、開発、研究、品質、検査、メンテナンス、営業技術を扱っている方。・SRモータモータシステムに、これから携わろうとする初心者から実務経験者。

必要な予備知識

・一般的な機械工学、電気工学の基礎知識を持っている方。

習得できる知識

・SRモータシステムの基本知識、回転原理、課題は何かを習得できる。・他機種(PM,SynRM,IM,STM)とのモータ特性比較、位置付けと今後の動向を理解できる。・SRモータの振動騒音発生メカニズムとその対策低減の事例を習得できる。

セミナープログラム

1.SRモータの概要 1-1. SRモータの歴史と開発の動向 1-2. モータの分類、回転原理、各種SRモータの基本構造(ステータ、ロータ)

2.SRモータの仕組み 2-1. トルク発生の仕組み、一般的な駆動回路と制御法 2-2. SRモータ、全節巻SRモータ、ステップSRモータ

3.SRモータにおける仕様、体格、課題 3-1. 設計開発の仕様(トルク、電気装荷と磁気装荷、サイズ、回転速度) 3-2. SRモータの課題と改善手段

4.他機種モータとの比較 4-1. DCM、IM、SPMSM、IPMSM、SynRMモータ、ステップSRモータ 4-2. モータ別駆動制御の方式 4-3. モータ特性の比較チャート、SRモータの位置付けと課題

5.SRモータの振動騒音とその対策低減の事例 5-1. 振動と騒音発生メカニズム(起振源、伝達関数、騒音) 5-2. SRモータの固有振動数と騒音特性 5-3. 対策の事例  (制御方式、巻線方式、スロットコンビ、構造剛性、振動ダンピング・・)

6.SRモータ実用の事例 6-1. 各種産業(家電、EV、建設機械・・)へのSRモータの事例、特性、特徴 6-2. 利用分野ごとの製品開発 6-3. SRモータ適用への課題、今後の動向

 【質疑応答】

キーワード:モータ,SRモータ,振動,騒音,セミナー