インバータ、PCU(パワーコントロールユニット)、冷却技術、e-Axle…etc.
自動車用パワーエレクトロニクスの基本と大まかな技術動向を押さえる
受講可能な形式:【会場受講】のみ
■本セミナーでは、自動車用パワーエレクトロニクスの概要と小型化・高出力化等に向けた技術動向を解説!
セミナー趣旨
カーボンニュートラルを目指し、世界的に電動車(xEV)の比率を増加させる方向で技術開発が進んでいる。一方、BEVの拡大は減速の方向であるとの報道もある。カーボンニュートラルを目指すためには,BEVだけでなく,HEV,PHEV,FCEVなどの電動車(xEV)すべてを増加させることが世界の潮流になってきている。電動車(xEV)ではモータを駆動制御するためのインバータの技術ばかりでなく、搭載機器への電源供給や充電に必要なDCDCコンバータの技術も必要であり、パワーエレクトロニクス全般の技術が必要となっている。しかしながら,自動車用途では産業,家電などで培われたパワーエレクトロニクス技術をそのまま適用することは課題が多く、自動車用パワーエレクトロニクスとして独自の技術分野として扱うことが必要となっている。
そのような状況を踏まえ、本セミナーでは、自動車用パワーエレクトロニクスの概要と小型化・高出力化等に向けた技術動向を紹介する。xEVに関連した研究開発に携わる技術者にとって、一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。
そのような状況を踏まえ、本セミナーでは、自動車用パワーエレクトロニクスの概要と小型化・高出力化等に向けた技術動向を紹介する。xEVに関連した研究開発に携わる技術者にとって、一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。
受講対象・レベル
自動車関連企業、電機メーカの若手技術者
習得できる知識
・自動車用パワーエレクトロニクスについての基礎知識
・自動車用パワーエレクトロニクスの特異性
・インバータ、・DCDCコンバータの概要
・冷却技術
・e-axleを含めた今後の動向
セミナープログラム
1.xEVの概要
1.1 xEVの構成と分類
1.2 xEVのパワートレーン
1.3 PCUとは
2.自動車用パワーエレクトロニクスの技術
2.1 自動車用パワーエレクトロニクス
2.2 スイッチングによる電力変換
2.3 インダクタンスとキャパシタンスの働き
2.4 チョッパ
2.5 自動車におけるDCDCコンバータ
2.6 車載充電器の技術
3.インバータの技術
3.1 インバータの原理
3.2 インバータの制御
3.3 モータの制御
3.4 その他の補機のパワエレ
4.自動車用パワーエレクトロニクスの冷却
4.1 パワーデバイスの損失
4.2 放熱設計
4.3 PCUの冷却技術
5.各社のPCUの概要
5.1 トヨタ車のPCU
5.2 ホンダ車のPCU
5.3 日産車のPCU
6.今後の動向と展望
6.1 48Vシステム
6.2 高電圧化
6.3 パワーデバイス
6.4 e-Axle
□ 質疑応答 □
1.1 xEVの構成と分類
1.2 xEVのパワートレーン
1.3 PCUとは
2.自動車用パワーエレクトロニクスの技術
2.1 自動車用パワーエレクトロニクス
2.2 スイッチングによる電力変換
2.3 インダクタンスとキャパシタンスの働き
2.4 チョッパ
2.5 自動車におけるDCDCコンバータ
2.6 車載充電器の技術
3.インバータの技術
3.1 インバータの原理
3.2 インバータの制御
3.3 モータの制御
3.4 その他の補機のパワエレ
4.自動車用パワーエレクトロニクスの冷却
4.1 パワーデバイスの損失
4.2 放熱設計
4.3 PCUの冷却技術
5.各社のPCUの概要
5.1 トヨタ車のPCU
5.2 ホンダ車のPCU
5.3 日産車のPCU
6.今後の動向と展望
6.1 48Vシステム
6.2 高電圧化
6.3 パワーデバイス
6.4 e-Axle
□ 質疑応答 □
セミナー講師
モリモトラボ 代表 森本 雅之 氏
【プロフィール】
28年間、三菱重工業(株)にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。2005年から2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用などに取り組む。工学博士,電気学会フェロー。電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。
現在、モリモトラボにて社会人教育に取り組んでいる。著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)など多数あり。また、2007年より電気学会の自動車用パワーエレクトロニクス関係委員会の委員長を務めてきた。
【研究・業務】
1977~2005年 三菱重工業(株)勤務。 研究所、事業部にてモータ、パワーエレクトロニクス全般の開発。例えば、バッテリフォークリフト、GM 向けシステム、鉄道車両などの設計開発。
1990年 工学博士(慶應義塾大学)。
2005~2018年 東海大学 電気電子工学科教授。レアアースレス自動車用モータ、自動車用リアクトルの研究と教育。
【プロフィール】
28年間、三菱重工業(株)にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。2005年から2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用などに取り組む。工学博士,電気学会フェロー。電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。
現在、モリモトラボにて社会人教育に取り組んでいる。著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)など多数あり。また、2007年より電気学会の自動車用パワーエレクトロニクス関係委員会の委員長を務めてきた。
【研究・業務】
1977~2005年 三菱重工業(株)勤務。 研究所、事業部にてモータ、パワーエレクトロニクス全般の開発。例えば、バッテリフォークリフト、GM 向けシステム、鉄道車両などの設計開発。
1990年 工学博士(慶應義塾大学)。
2005~2018年 東海大学 電気電子工学科教授。レアアースレス自動車用モータ、自動車用リアクトルの研究と教育。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講、配布資料などについて
配布資料
製本テキスト(会場にて直接お渡しします)
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