【バイオエコノミーと技術革新の融合で持続可能な成長を目指す】
〜バイオ・ゲノムに関する知識は一切不要!革新的アプローチで市場をリードする〜
開催日:2024年 6月19日(水)
セミナー趣旨
VUCA時代の今、事業開発に求められているのは「進化」です。まだ見たことがない、感じたことがない、顧客体験の創造です。既存のアイデアをチューニングするレベルではありません。
進化を生み出す事業開発に取り組むために、今回ご紹介するソリューションは、ズバリ、「ゲノムシンキング」です。
近年、急速に進んだゲノム解読・ゲノム編集の技術革新、バイオとAIなどデジタル技術との融合等を背景に、バイオテクノロジーが広範な産業の基盤を支えるバイオエコノミー社会が到来しています。バイオテクノロジーの進化は、環境破壊や資源制約といった社会課題の解決と、持続可能な経済成長を両輪で実現し、社会のあり方そのものを大きく変革する可能性を秘めています。
また、特定のバイオテクノロジーを有する企業だけでなく、様々な業種の研究開発方法、原材料や製造方法、資源循環などビジネスモデルの変革、産業構造の転換をもたらし、社会全体の資源・エネルギーや食糧の確保・利用のあり方をも抜本的に変える可能性を有しているため、第4次産業革命と呼ばれたDXに続く、第5次産業革命とも言われています。
本セミナーでは、こうしたビジネス転換をもたらす巨大な機会を、専門的な知識を必要とせずにアイディエーションに取り入れて新しい事業を生み出す「ゲノムシンキング」の全貌とその活用方法、出てきたアイデアの社会実装を見据えたELSI対応、及び、関連するソリューションなどについて、分かりやすい内容で説明していきます。バイオやゲノムに関する知識は一切必要ありません。
受講対象・レベル
・アイデアを発想するフレームワークをいろいろ試してみたが、「ピンとくる発見が生まれてこない」「いつも同じようなアイデアしか出てこない」と感じていらっしゃる方
・中長期的な新規事業・新製品開発などのイノベーションに携わる方
・そういった状況に興味関心がある方
セミナープログラム
第1部 新規事業開発において、なぜ似たようなアイデアばかり出てきてしまうのか?
・フォーキャストとバックキャスト
・問いの設定について
第2部 ゲノムシンキングとは、一体何なのか?
・そもそも、ゲノムとは?
・暮らしに広がるゲノム編集技術を活用したビジネス
・ゲノムシンキングの実施ステップ
・ゲノムシンキングを活用した事例紹介
第3部 ゲノムシンキングで出たアイデアを、社会に定着させるために必要なこと
・ソーシャルコミュニケーションの重要性
・当該領域のELSI対応について
第4部 関連ソリューションと対応チーム「Smartcell & Design」のご紹介
・Smartcell & Designについて
・ゲノムシンキング以外の関連ソリューション紹介
セミナー講師
株式会社電通 第7マーケティング局 未来シナリオコンサルティング部 部長
志村 彰洋(しむら あきひろ) 氏
『ゲノムシンキング』開発者。 電通入社以来、国家事業/スマートシティプロデュース、先進技術/システム開発、 ゲノム技術を活用した社会デザイン、宇宙産業開発、事業共創拠点構築コンサルティング、イノベーションマネジメント、スタートアップのアクセラレーション等に従事。知財を核とした新規事業開発や国際標準化活動も推進。その他、ICTに関する国際会議、講演、特許・論文多数。AMES Awards、日本マーケティング大賞、IWRIS最優秀論文賞など受賞歴多数。
ゲノム技術を活用した社会デザインの領域においては、Smartcell & Designの活動を軸に、ゲノム倫理研究会員、JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「バイオDX産学共創拠点」ビジョン共創アドバイザーなども担っている。
【参考記事】
https://www.d-sol.jp/blog/genome-thinking-for-new-business-development-1
https://www.d-sol.jp/blog/genome-thinking-for-new-business-development-2
セミナー受講料
1名につき 33,660円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間50分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。
<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
新規事業にアサインするべき開発者の特徴とは 新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その95)
【この連載、新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その94)へのリンク】 【目次】 新規事業の開発や... -
テーマ提案を強制した上に叱責するのは経営者の仕事ではない~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その24)
【目次】 「この程度では、全然実行出来ないんだよね」と言ったのは、A部長でした。今日の記事の舞台は大手メーカーの研究開発部門です。所... -
R&Dのトランスフォーメーションをするには~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その23)
【目次】 世間ではDX(デジタルトランスフォーメーション)とかCX(コーポレートトランスフォーメーション)とか言われていますが、あな... -
新規事業を立ち上げても無難な戦略しか出てこない理由~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その22)
【目次】 今日のテーマは新規事業の評価について書きます。新規事業がうまく行かないな、とお感じの方にはお役に立つ内容だと思います。どこ...