循環型パッケージ対応の今後の医薬品包装【LIVE配信・WEBセミナー】

循環型パッケージ対応の今後の医薬品包装
~ケミカルリサイクルと循環型包装設計および新しいPTP包材の開発~について詳説!

■注目ポイント
 ★医薬品包装材料におけるサーキュラーエコノミー対応の世界の動き、
  とりわけ欧州のCircular Packagingの動向とは!?

セミナー趣旨

地球温暖化防止に配慮したビジネス活動が喫緊の課題である。EUは包装及び包装廃棄物規則、PPWR を制定し2024年に公布、18か月後に発効の予定である。環境対応包装は、①今までの環境対応の考え方の継続と、②循環型パッケージ対応、循環型ポリマー利用の対応の2つの対応が求められている。日本も再生プラスチック材料の使用義務化の方向に舵を切る方針が定まり、欧州のPPWRと同じ考え方で今後のプラスチック利用の包装に対応することになる。医薬品包装においても例外ではなく、対応が求められる。どのように対応するかを説明する。

習得できる知識

包装材料は、circular economy対応で世界は進んでいる。EUの包装の動き、特にCircular Packagingに関し、①包材の回収及び再生再利用について、②recyclable, ③certified resins, ④マスバランス方式、⑤新しいPTP包材、⑥30%再生材料使用、⑦Connected Package、および⑧機能性包材の動き、⑨モノマテリアル、⑩蒸着技術のバリア性を理解し自社の包装開発に役立てられる。

セミナープログラム

1. 欧州のPPWRの理解
 1.1 分野ごとにrecycled plasticsの使用量の規定
 1.2 第三者によるRecyclable認証
 1.3 EC検討中のDfR(Design for Recyclability)とは
 1.4 Traceabilityの義務化

2. 日本の再生材料使用の義務化とは
3. ケミカルリサイクル技術の現状
 3.1 国内外の最新のケミカルリサイクル技術一覧
  廃プラの熱分解、ガス化利用、超臨界利用の状況と課題
 3.2 ケミカルリサイクル実施の課題
 3.3 マスバランス方式
 3.4 医薬品包装とケミカルリサイクルの課題

4. 家庭からの使用済み医薬品包材、PTP回収の動き
 4.1 英国の事例
 4.2 フランスの事例
 4.3 米国の例
 4.4 PTPのPVCの課題と対応策は
 4.5日本の家庭から排出される医薬品包材の再生再利用のシナリオ考察

5. 新しいPTPシートと環境対応
 5.1 バイオポリマー利用
 5.2 Recyclable可能なPTPシート
 5.3 紙ベースのPTP
 5.4 新しいSPの提案事例
 5.5 PTPのアルミ箔蓋材(水性HS剤、医薬品との反応回避対応他)

6. 軟包装材料の環境対応
 6.1 再生再利用のcertified resins及びマスバランス方式の利用
 6.2 Al2O3, SiOx-OPP、EVOH、MDOHDPEの利用の可能性
 6.3 欧州における再生材料の使用事例(主に食品包装)
 6.4 欧州に見る新しいHS技術
 6.5 塩素系包材(PVC, PVDC),アクラーの今後は

7. 医薬品小ロット生産への包材対応策、廃棄包材の削減策
 7.1 デジタル印刷
 7.2 包材の小ロット生産

8. 医薬品包装における機能性
 8.1 切れ端の出ない易開封性ピロー包装
 8.2 Smart packaging
 8.3 Connected Packageの利用
 8.4 偽造防止技術(ブロックチェーン他)

まとめ

【質疑応答】

セミナー講師

住本技術士事務所  所長  住本 充弘 氏
略歴
1967年3月 東北大学 理学部 化学科卒業
1967年4月 大日本印刷㈱ 入社 各種パッケージ開発及びシス テム開発、バリアフリー、ユニバーサルデザイン(user-friendly, accessible design package)、RFID ,環境対応パッケージ 等
2004年1月 大日本印刷㈱ 定年退社
2004年1月から現在 国内外でパッケージングのコンサルタント活動。
その他 所属・役職
・包装学会 ・(公社)日本技術士会 会員 技術士包装物流会理事 ・日本包装コンサルタント協会 理事 ・日本包装管理士会 ・海外との情報交換
専門
軟包装設計、食品包装、医薬品包装、産業部材開発
パッケージの開発、パッケージ加工技術を利用した産業部材の開発
著書・論文
包装技術便覧、機能性フィルム・機能性包装・高機能プラスチックの技術市場動向レポート Vol.4、
次世代デジタル印刷の仕組みと技術的特長、軟包装・容器への応用・採用例、将来展望~Packaging 4.0, Printing 4.0時代の印刷機器・材料の開発動向~(各共著)

セミナー受講料

【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

45,100円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

環境負荷抑制技術   省資源   医薬品技術

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