欧州連合(EU)の食品包装規制と包装をめぐる安全問題の最新動向【LIVE配信・WEBセミナー】

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開催日 13:00 ~ 17:00 
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主催者 (株)AndTech (&Tech)
キーワード 高分子・樹脂材料   食品包装   環境規格
開催エリア 全国
開催場所 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です

欧州連合(EU)の食品包装規制と包装をめぐる安全問題の最新動向

~ビスフェノール A(BPA)の使用禁止案、鉱油(Mineral oil)規制問題、PFAS(有機フッ素化合物)の規制動向~について解説!

■注目ポイント★EUの食品包装の現状、包装を巡る安全問題の最新動向を紹介!

セミナー講師

西包装専士事務所 代表  西 秀樹 氏略歴1971年 三菱油化(株)(現 三菱化学)入社 研究所にて主にポリプロピレンの開発研究に従事。その後、本社の品質保証部にて品質保証活動に従事。2004年 三菱化学を退職し、藤森工業(株)に入社2009年 東罐興業㈱に入社2013年 東罐興業(株)を退社後、フリーの立場で講演、執筆活動に従事現在に至る。研究・業務・日本包装専士会 元会長・日本包装技術協会 包装管理士講座 講師・ポリオレフィン等衛生協議会 加工部会 元主査(元樹脂部会:三菱ケミカル)・(旧)厚生省 医療用原材料マスターファイル検討委員会 委員

セミナー受講料

【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

セミナー趣旨

食品包装規制は、国際的整合化が進展中であるが、多くの国がEU規則を採用し、EU規則が今や世界標準になっている。EU規則は、体系的・論理的に構成されている。しかし、樹脂以外の法整備は遅れており、現在は印刷インキ、接着剤が審議候補となっている。又、仏が鉱油の規制を打ち出し、又包装廃棄物の新規則ではビスフェノールAとPFASは使用禁止となる。このように、EUは包装法規制以外にも環境政策においても世界をリードする方針であり、このEUの動きは今後世界のモデルとなることが予想される。本講では、このEUの食品包装の現状、包装を巡る安全問題の最新動向を紹介する。

習得できる知識

・EUの食品包装規則の考え方と規則体系・欧州食品安全機関・プラスチックの規制方法・PL制定の対象物質と考え方・相互承認協定・印刷インキの規制動向

セミナープログラム

1.プラスチックを取り巻く環境2.食品包装の安全とは3.世界の食品包装規制の概況4.EUの食品包装規制 4.1 枠組み規則と食品接触物質   欧州食品安全機関、17の食品接触物質と法整備状況   適合宣言と説明文書、表示とマーク 4.2 プラスチック規則   モノマーと添加剤のPL、特定移行量制限、総移行量制限、移行試験条件、拡散モデルによる証明   機能性バリアーと多層体の扱い、アクティブ&インテリジェント包装   NIAS、3つのガイドラインと溶出試験に関する原案 4.3 印刷インキの審議状況   スイスのPLと改正、独のPL、EFSA審議状況 4.4 今後の予定と評価ロードマップ 4.5 加盟国の法規制    相互承認協定、独の紙の規格5.包装を巡る安全問題の動向 鉱油規制(仏) ビスフェノールAとPFASの使用禁止(包装と包装廃棄物新規則:PPWR)6.EU情報の入手方法と輸出に向けた試験受託機関7.EUのまとめ 【質疑応答】

【キーワード】・食品包装の安全性・世界の食品包装規制・EUの食品包装規制・BPAとPFASの規制・PPWR

【講演のポイント】EUの食品包装規則は、加盟27ヶ国の審議で進められているが、決まるまでに時間は掛かるものの、体系的で論理的構成となっている。EU規則は、世界の規範的法規制と言える。食品包装の規制の考え方と規制方法のモデル例として、EU規則を理解して戴きたい。又、EUは環境政策でも世界をリードしており、BPAやアPFASの使用禁止措置は今後世界に大きな影響を与えそうである。