グリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が抗体の生物活性、PK、安定性/安全性に及ぼす影響【オンデマンド配信】
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品技術 バイオ技術 |
開催エリア | 全国 |
~糖鎖の視点からより有効で安全な抗体医薬品の開発を目指して~
抗体医薬の設計に苦労している方へ、、、、「抗体の構造(グリコシル化パターン)と活性の相関」や「安定性,PK及び安全性との相関」を解説
企業の研究者及びCMC担当者で、抗体医薬品の糖鎖の構造と機能に興味はあるがあまりなじみのない方、断片的な知識はあるが全体について知識を整理したい方にお勧めします。
日時
2024年11月28日(木) まで申込受付中 /視聴時間:3時間3分視聴期間:主催者でお申込み受付後、10営業日(期間中は何度でも視聴可)
セミナー講師
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:41,800円 ( E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーをお申込みの場合、上記キャンペーン価格が自動適用になります。 ※他の割引は併用できません。
受講について
オンデマンド配信 受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- 申込み日から営業日3日までに発送いたします。
セミナー趣旨
抗体はグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化により生物活性、安定性、PK及び安全性が影響を受ける場合があります。これらの知見はより有効で安全な抗体医薬品を開発するための手がかりとなるものであり、十分に理解すると共にその意義について適切に考察することが必要です。そこで、本セミナーでは講師が執筆した下記の総説を基にして幅広い観点から関連する主な論文のデータについて、スライド約200枚を用いて基礎から解説しその意義について考察します。本セミナーは、特にアカデミアの研究者及び学生、企業の研究者及びCMC担当者で、抗体医薬品の糖鎖の構造と機能に興味はあるがあまりなじみのない方、断片的な知識はあるが全体について知識を整理したい方にお勧めします。
<講師が執筆した総説>▼新見伸吾, 李 仁義 : 抗体医薬品と食事に着目したN-グリコリルノイラミン酸の免疫原性と安全性.PHARM TECH JAPAN, 38 : 233-238, 2022▼新見伸吾, 李 仁義 : α-galが付加した糖鎖を有する抗体医薬品による抗α-gal IgE抗体を介した過敏症反応の誘導,PHARM TECH JAPAN, 38 : 607-616, 2022▼新見伸吾, 李 仁義 : 抗体医薬品のFcグリコシル化が生物活性,PK及び安定性に及ぼす影響 第1回. PHARM TECH JAPAN, 38 : 1854-1864, 2022▼新見伸吾, 李 仁義 :抗体医薬品のFcグリコシル化が生物活性,PK及び安定性に及ぼす影響 第2回. PHARM TECH JAPAN, 38 : 2059-2068, 2022▼新見伸吾,李 仁義 : 抗体医薬品のFcグリコシル化が生物活性,PK及び安定性に及ぼす影響 第3回. PHARM TECH JAPAN, 38 : 2201-2206, 2022
<主催者より>抗体医薬の設計に苦労している方は多いと聞きます。「抗体の構造(グリコシル化パターン)と活性の相関」や「安定性,PK及び安全性との相関」についてはまとまった知見は数少ないのが現状です。本セミナーでは,「Fcグリコシル化パターンの違いとアグリコシル化が抗体のFcγR結合及びエフェクター機能に及ぼす影響」について実例も示しながら踏み込んで解説されます。「約200枚ものスライド」がダウンロードででき,かつ講師により丁寧に説明されます。現時点で抗体デザインにお悩みの方,これから計画されている方にも朗報です。この機会をご活用ください。
習得できる知識
・抗体医薬品のFc領域に付加したN-結合型糖鎖の構造とそのグリコフォームの含量・抗体のFcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が、FcγR結合、エフェクター機能、抗炎症作用、PK、抗原とFcRnに対する結合に及ぼす影響・抗体のFcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化がエフェクター機能及び抗炎症作用に及ぼす影響に着目した、既承認及び臨床試験中の糖鎖及びタンパク質エンジニアリング抗体医薬品・抗体医薬品において付加したN-グリコリルノイラミン酸及びα-galが安全性に及ぼす影響
セミナープログラム
1.抗体に付加する糖鎖の概要 1.1 糖鎖の付加部位 1.2 グリコシル化に関与する酵素反応 1.3 糖鎖の構造2.Fcグリコシル化パターンの違いとアグリコシル化が抗体のFcγR結合及びエフェクター機能に及ぼす影響 2.1 FcγRの概要 2.2 抗原抗体複合体の多量体形成によるFcγRIIIを介したエフェクター機能の発現 2.3 抗体の主なエフェクター機能 2.4 抗体のFcγR結合親和性及びADCC活性に及ぼす影響 2.5 抗体のADCP活性に及ぼす影響 2.6 抗体のCDC活性に及ぼす影響 2.7 フコース含量低下糖鎖エンジニアリングとアグリコシル化により開発された抗体医薬品3.Fcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化がIVIGの抗炎症作用に及ぼす影響4.Fcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が抗体のクリアランスに及ぼす影響5.Fcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が抗体の安定性に及ぼす影響6.Fcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が抗体の抗原に対する結合に及ぼす影響7.Fcグリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が抗体のFcRnに対する結合に及ぼす影響8.異種抗原である特定の糖鎖が抗体医薬品の安全性に及ぼす影響 8.1 N-グルコリルノイラミン酸のケーススタディ 8.2 α-galのケーススタディ9.全体のまとめと考察