磁性材料の基礎と応用技術
開催日 | 13:00 ~ 16:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 金属材料 磁性体 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 ☆日程が延期になりました。2024年9月30日(月)⇒ 2025年2月19日(水)
セミナー講師
東北学院大学工学部 教授 博士(工学) 嶋 敏之 氏【専門】磁性材料【略歴】日本金属学会 東北支部 代議員日本磁気学会 論文編集委員
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
磁性材料は、トランス、磁気ヘッド等に用いられるソフト磁性材料、ハードディスク・切符等の記録媒体に用いられるセミハード磁性材料、ハイブリッドカー、電気自動車、風力発電のタービン用モータや電子デバイス等に用いられるハード磁性材料に大きく分類され、我々の身の回りに多岐に渡って応用されています。本講座では磁性材料に関する基本的な知識を習得するとともに、日本の研究が永久磁石材料の開発にどのように関わってきたかについて実例を上げて丁寧に説明致します。また、薄膜磁性材料の研究・開発において必要不可欠である試料作製技術である物理気相蒸着(PVD)を用いた材料開発の基礎ならびに応用、さらに各種特性の評価法に関して実例を交えながら紹介いたします。
受講対象・レベル
・磁性材料の基礎知識の習得を目的とし、材料開発をこれから始めようとする方・機能性薄膜作製の基礎知識の習得を目的とし、材料開発及び各種特性評価をこれから始めようとする方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
地球上に存在する元素から磁石材料のこれまでの開発の経緯等、一般的な基礎知識を得るだけでなく、薄膜試料作製(特に物理気相蒸着、PVD)についての基礎知識を知ることで、磁性材料にとどまらず、各種機能性材料の作製、評価、解析を行うための基礎知識を得ることが出来る。・磁石材料の種類と用途・磁性材料の磁気特性の基礎・薄膜作製技術を用いた試料作製の基礎・ナノテクノロジーと特性評価
セミナープログラム
1.必要不可欠元素と磁性材料 1-1. 地球上に存在する元素 1-2. 金属の基本的性質 1-3. 電子デバイスに必要不可欠な元素 1-4. 物質の状態〜自己組織化 1-5. 様々な磁性材料
2.磁石と強磁性体の基本的な性質 2-1. 身の回りの磁石 2-2. 強磁性体になるための条件 2-3. キュリー温度、磁気異方性、磁歪 2-4. 磁化過程 2-5. 磁区と磁壁 2-6. 磁化曲線 2-7. 反磁場の影響
3.磁石材料の開発経緯と応用 3-1. 磁石のはじまり 3-2. 永久磁石の発祥 3-3. 磁石材料の構成元素 3-4. 磁石と次世代エネルギー 3-5. 磁石と電子デバイス
4.材料創製と微小特性評価 4-1. 薄膜作製の基礎と種類 4-2. PVDを用いた機能性付与 4-3. ナノテクノロジーと特性評価 4-4. 実際の薄膜材料開発の例示
キーワード:磁性材料,薄膜,元素,磁石,磁気特性,PVD,講演,セミナー,研修