ファインバブルの基本的特性と発生装置および活用法

49,500 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 機械技術一般   化学反応・プロセス   農業技術
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

~各種ファインバブル発生方式のしくみ・特徴、各種応用と使い方のポイント~ 

農水産業や環境改善、洗浄、医療など多岐に渡る産業展開が期待されるファインバブルについて、発生原理、作製方法、測定評価、応用事例と使用時の留意点など、基礎から使いこなし方を解説する! 

※Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。【アーカイブ配信:1/20~1/27】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 教授 博士(工学) 秦 隆志 氏【ご専門】物理化学【略歴】2000年3月 徳島大学大学院 工学研究科 博士後期課程 物質工学専攻修了 博士(工学)2000年4月 徳島大学 サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(中核的研究機関研究員)2001年4月 高知工業高等専門学校 物質工学科 助手2020年4月 高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 教授

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 近年、マイクロバブル・ウルトラファインバブル(ナノバブル)(これらを総称してファインバブルと呼びます)と呼ばれる微細気泡が、目で見えるmmやcmサイズの気泡とは異なる産業的有用な性質を持つことが分かってきました。これらの特性と、水と気体だけで構成できる汎用性や利便性から、ファインバブルは農水産業や環境改善、洗浄、医療などをはじめ、多岐に渡った産業展開の可能性を秘めています。 このファインバブルの基本的な特性や作製方式、また実際に産業的利用を行った事例やその問題点等を紹介し、ファインバブル技術について広く知っていただき、参加者のみなさまの産業的利用に対しお手伝いができればと思っています。

受講対象・レベル

ファインバブルの基本的知識を知りたい方や導入を検討されている方々など

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・ファインバブルの基本的特性が理解できる。・各種ファインバブル発生方式のしくみ・特徴の理解と導入時の選定ができる。・ファインバブルの計測方法が理解できる。・各種産業応用やその際の使い方のポイントが理解できる。 など

セミナープログラム

1.ファインバブルとは ? 1-1. ミリバブル・マイクロバブル・ウルトラファインバブル(ナノバブル)について 1-2. ファインバブルの特性・挙動・機能について   ・ファインバブルの基本的な物理・化学的特性について   ・液中のバブル挙動(発生・合一・消滅・圧壊等)   ・収縮とそれに伴う溶存酸素の向上   ・バブルが有するゼータ電位   ・バブルの存在時間   ・バブルの安定化 ~阻害要因、安定性に寄与する条件・物質など~   ・封入内包気体種を変えた場合は ? ~窒素・二酸化炭素・オゾンなど~   ・バブル水の表面張力 ~界面活性剤との相互作用なども~   ・バブルの高濃度化   ・ラジカルの発生 ~超音波の併用による増強も~   ・バブルの殺菌作用とそのメカニズム   ・バブルの生理活性作用とそのメカニズム(仮説)   ・生体への影響は ?   ・その他考えられる機能・効果について

2.ファインバブルの発生原理と作製方法 2-1. 発生方法の種類・原理と長所・短所 2-2. 加圧溶解方法 2-3. エジェクター方法 2-4. 気液剪断方法 2-5. その他の方法 2-6. 発生器を自分で作製・調整するためのノウハウ 2-7. 市販されている装置について

3.ファインバブルの測定評価法 3-1. 粒子径の測定評価法 3-2. 粒子数(バブル濃度)の測定評価法 3-3. ウルトラファインバブル(ナノバブル)の評価 3-4. ウルトラファインバブルと不純物を如何に区別するか 3-5. 実作業の場での評価 ~より簡便・安価に評価する方法について~

4.産業的な使用事例 4-1. 農産業   ・植物の生育・成長促進への影響 4-2. 水産業   ・酸欠防止・成長促進への影響   ・輸送技術 4-3. 一般・工業洗浄とその洗浄メカニズム 4-4. 研磨 4-5. 食品 4-6. 化粧品 4-7. その他

5.使用時の留意点等 5-1. なにを期待して、なにを狙うのか ? 5-2. 効果の出し方・効率向上のポイント 5-3. それぞれの産業分野・現場での装置選定・条件設定のポイント   ~最適な方式や最適な粒子径・密度等について~ 5-4. 安定に生産されない場合のチェックポイント 5-5. スケールアップの影響と留意点

 【質疑応答】

キーワード:マイクロバブル,ナノバブル,ファインバブル,洗浄,応用,セミナー