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★粉体の一次物性および二次物性の測定法・評価法に焦点を当て
基礎から詳細に解説します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:11/11~11/18】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
近年、粉体を扱う分野では、原料粉体の微細化、高機能化の傾向が強くなっている。それに伴い付着性・流動性に関わるトラブルが急増しており、経験や勘による操作が追いつけなくなっている。また、粉体を調製する分野においても、従来品より高機能、あるいは安価な同等品を開発するためにも、粉体の付着性・流動性の正確な測定は必須となってきた。さらに、後工程を考慮した粉体原料や中間品の改良・開発も重要である。
本講座ではこのような要求に応えるべく、粉体の一次物性および二次物性の測定法・評価法に焦点を当て基礎から詳細に解説する。
受講対象・レベル
・粉体取り扱いの初心者から実務者まで
・粉体物性の基礎を学びたい方
・トラブルを解決したい技術者
習得できる知識
・粉体の取り扱いと粉体物性の基本的な知識
・粉体の付着性・流動性評価のための様々な測定方法
・トラブル解決のための粉体物性
セミナープログラム
1.はじめに
1-1. 粉体とは?
1-2. 粉体の定義と特徴
2.粉体の基礎物性
2-1. 粒子径と粒子径分布
2-2. 粒子形状
2-3. 密度
2-4. 比表面積
2-5. 細孔径
2-6. 濡れ性
2-7. 試料のサンプリング
3.粉体の付着性
3-1. 付着性と付着力の関係
3-2. 付着力支配の粉体と重力支配の粉体
3-3. 付着力発現の要因
3-3-1. 液架橋力
3-3-2. ファンデルワールス力
3-3-3. 静電気力
3-4. 付着力の測定と評価
3-4-1. 一個粒子の付着力
1)スプリングバランス法および振り子法
2)遠心法,衝撃法,振動法
3)原子間力顕微鏡(AFM)による方法
4)圧壊力測定装置を援用する方法
3-4-2. 粉体層の付着力
1)水平引張り法
2)垂直引張り法
3-4-3. Rumpf (ルンプ)の式
3-5. 実用的な付着性の評価
4.粉体の流動性
4-1. 荷重下の流動性と非荷重下の流動性
4-2. 流動の様式
4-3. 流動性の測定と評価
4-3-1. オリフィスからの流出速度
4-3-2. 安息角
4-3-3. 粉体層の圧縮
1)圧縮度およびHausner(ハウスナー)比
2)かさべり度(川北の式)
3)Cooper(クーパー)の式
4-3-4. 粉体層の流動化
4-4. 実用的な流動性の評価
4-4-1. 非荷重下における流動性(Carrの方法による評価の例)
4-4-2. 荷重下における流動性(せん断力測定装置による評価の例)
1)Jenike(ジェニケ)の表現
2)Farley(ファーレイ)の表現
3)綱川の表現
キーワード:
粉体,粒子,物性,測定,評価,付着,凝集,流動性,セミナー
セミナー講師
(株)ナノシーズ 技術顧問 工学博士 羽多野 重信 氏
<ご専門>
化学工学,粉体工学
<学協会>
化学工学会,粉体工学会,日本粉体工業技術協会
<ご略歴>
2009年 名古屋大学を定年退職
2009年 株式会社 ナノシーズ,技術顧問
2013年 富山大学大学院 非常勤講師
2014年 中部大学工学部 非常勤講師
2004年 (社)化学工学会 研究功労賞受賞
2018年 粉体工学会 第36回粉体工学会論文賞受賞
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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