【中止】乾燥・粉砕・造粒工程でのトラブル事例から見る最適な機器選定/スケールアップのポイント【LIVE配信】

70,400 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 生産工学   機械設計   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

 ~今まで見ることができなかった装置内での粉体の挙動が、業界唯一の“粉体処理透明機器モデル”でわかる!~

見える化に特化したスケルトンモデルで、粉体挙動を疑似体験できます!業務で抱えるトラブルの解決策も、挙動がわかれば対応法も導き出せる!

日時

2024年11月14日(木) 13:00~16:002024年11月15日(金) 10:00~16:00

セミナー講師

吉原伊知郎技術士事務所 所長 吉原伊知郎 氏《ご専門》 機械部門技術士 粉・粒の取り扱い機器とそのプロセス《ご略歴》 1976年3月 東京農工大学 工学部 化学工学科 卒業 1976年4月 (株)奈良機械製作所 入社、実験室担当 1994年4月 (株)奈良機械製作所、ドイツ支店支店長 2001年4月 (株)奈良機械製作所、取締役部長 2010年10月 (株)奈良機械製作所、取締役支店長 2014年6月 取締役退任、フェロー就任 2015年1月 技術士事務所設立《ご活動等》 日本粉体工業技術協会会友  日本粉体工業技術協会、造粒分科会、アドバイザー 東京農工大学 技術士会 会長

セミナー受講料

70,400円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合66,000円、  2名同時申込の場合計70,400円(2人目無料:1名あたり35,200円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

資料付【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加  ください。・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

粉・粒を扱うプロセスは、多くの分野でその中間行程の形態プロセスとして使われているが、最終ユーザーが目に見るケースは少ない。機能性材料を創製する手段として、極めて有効な粉・粒の形態も、液体や気体と異なって、その莫大な表面積の大きさから、「詰まる・くっつく」等の、独特のトラブルが発生する。意外に知られていないが、その「粉体」の扱いを適正に処理することが、専門業界としては「粉体プロセス技術」として確立している。特に新しい機能性材料を創製する業務を遂行するには、必ず知っておかなければならない、基礎的な技術である。本講演では、【透明な粉体挙動スケルトンモデル®】を駆使して、機器内での「粉体の動き」を目で見える形にし、「体感」として粉体の動きが「刻々と変化してゆく様」を把握する。講師の実務体験から、簡単なスケールアップの実例を挙げ、計算式の意味するところ、さらに、優先的に効果のあるパラメーターを実感する講義を行う。講師は、技術士としての指導経験から「たまたま選ぶ装置での成果」ではなく、最終製品付与機能に見合った、「適正な単位操作の選択と製品物性の関係」を明確にして、最短距離で成果を出す手法を、推薦する。

セミナープログラム

━━━━━ 1日目:11月14日(木)13:00~16:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【プログラム】

 1.はじめに、粉体技術を俯瞰する。  ・粉・粒に関わる単位操作全体を、俯瞰し、その影響を再確認する。  ・業界で扱われている粉体技術の影響、機能性粒子の活躍の状態を紹介する。  ・なぜ、粉を扱うプロセスにトラブルが多いのか?  ・粉粒の「形状による分離現象」はなぜ発生し、それらの原因の分類は?   ・コストを抑えたトラブル対策は、 どのような方法で構築するのか?  ・IoTの手法が発展することによって 粉体プロセスはどうなってゆくのか? 2.乾燥操作  湿った粉体は(微粒子固体と液体・気体の)混相流体である)。  2-1 乾燥操作の基本  2-1-1 乾燥原理の分類 ~物性による適性乾燥原理の選定~   2-1-2 乾燥カーブと主たるパラメーター           ~スケールアップには乾燥曲線が必須~   2-1-3 乾燥装置の分類 ~どの原理を利用した装置か理解する~   2-1-4 乾燥装置選定の考え方。  2-2 乾燥操作の実際   2-2-1 スケールアップ;直接乾燥分野   2-2-2 スケールアップ;間接乾燥分野   2-2-3 その他の乾燥分野 ~スケルトンモデルでの体験:       (流動層乾燥機、気流乾燥機、充填層乾燥機、振動流動層乾燥機など。)

 

━━━━━ 2日目:11月15日(金)10:00~16:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━

【プログラム】

 3.粉砕操作  3-1 粉砕操作の基本   3-1-1 粉砕原理の分類 ~新しい粉砕装置の出現~   3-1-2 粉砕機のパラメーター   3-1-3 粉砕装置の分類   3-1-4 粉砕装置選定の考え方  3-2 粉砕操作の実際 ~粉砕式の歴史的経緯~   3-2-1 回分式粉砕分野 ~スケルトンモデルでの体験:(ボールミル、ピンミル)   3-2-2 連続式粉砕分野   3-2-3 その他の粉砕分野  4, 混合操作・造粒操作  生成粒子の機能によって、造粒原理を選択する。  4-1 造粒操作の基本   4-1-1 混合操作・造粒原理の分類   4-1-2 造粒終点と 主たるパラメーター優先順位   4-1-3 造粒装置の分類 ~スケルトンモデル:       (転動、混合、押し出し、流動層造粒)   4-1-4 造粒装置の選定。  (球形化装置)       ダマにならず溶けやすい粒の造粒。硬くしっかりした粒の造粒は?       目的部位で分散し、粒子機能を発揮するための柔らかい造粒は?   4-1-5 機能性粒子の創成。表面改質、複合化。  4-2 造粒操作のスケールアップ。回分から連続操作。   4-2-1 造粒とバインダー   4-2-2 歩留まり向上と整粒   4-2-3 造粒操作をシステムとして考える 5.粉体機器のトラブル対応  5-1 トラブルの原因、(複雑な事象ほど、シンプルに分解する)  5-2 トラブルの分類、実際の例を挙げて一緒に考える。  5-3 トラブル解決例、答えは一つでは無いが、実例を紹介する。  5-4 トラブルを予測し対策、エスケープルートの考え方。  5-5 IT化にともなうトラブルの新しい可能性。 6.まとめ (ケミスト+データー・サイエンティスト+プロセス・エンジニア)  ・これから求められる「粒子挙動の見える化」。 数値シミュレーションの役割。  ・体験したことを分類して応用が利くようにする為には?  ・この分野で、技術者が学べること。失敗から学ぶこと。  ・粉・粒を扱う技術に求められるもの ~IoT.AI.VR、AVの応用の始まり~