
〜GXの中核としてブーム化する蓄電池ビジネスの実相〜
開催日:2024年 8月 5日(月)
セミナー趣旨
2024年に入って蓄電池ビジネスの活況が加速している。反面ロングレンジで安定稼働できる蓄電池、蓄電池のビジネス予見性、補助金政策の難しさ、特にファイナンス面の知見の不足が多くのケースで見られている。
そうした蓄電池をめぐる動向、政策、金融面の最新情勢をまとめて解説・展望する。
セミナープログラム
1.GX推進下の分散型電力システム構築の位置づけ
・電力改革トランジションの全体像と分散型の位置づけ
・分散型電力システム検討会の検討内容(分散型電力システム検討会、省エネ小委員会)
2.DR ready問題と情報通信課題
・出力抑制加速下のDR ready問題と省エネ小委DR ready勉強会の動向
・給湯器・EV・蓄電池の貢献可能性 〜何が必要か
3.定置型蓄電池普及拡大検討会2024での議論
・脱炭素新規電源オークションや需給調整市場での蓄電池の話題
・いかにFITの失敗の再来を避けるか 〜定置型蓄電池検討会
・世界動向の日本の蓄電池に求められるもの
4.補助政策はどう変わるか 〜質の良い、ロングレンジの電池へ
・先進電池・国産電池への潮流
・質の良い電池をどうマネタイズするか
セミナー講師
大阪大学大学院工学研究科
ビジネスエンジニアリング専攻 招聘教授
関西電力株式会社 シニアリサーチャー
西村 陽(にしむら きよし) 氏
大阪大学大学院工学研究科招聘教授(ビジネスエンジニアリング専攻) 1961年 富山県生まれ。1984年 一橋大学経済学部卒業、関西電力株式会社で調査、戦略、環境、マーケティング等を担当、現在シニア リサーチャー。この間、学習院大学経済学部特別客員教授(専任)、関西学院大学経済学部非常勤講師、大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻招聘教授を歴任、2016年から現職。 主著に『電力改革の構図と戦略』『検証 エンロン破綻』、『電力のマーケティングとブランド戦略』『にっぽん電化史』『エナジー・エコノミクス』『にっぽん電化史』シリーズ、『まるわかり電力システム改革2020年決定版』、『カーボンニュートラル2050アウトルック』、『GXフィフティーン』等。 <所属協会・団体・学会等> 公益事業学会理事・政策研究会幹事、国際公共経済学会理事他。
セミナー受講料
1名につき 33,880円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間48分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。
<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
受講料
33,880円(税込)/人
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