工場・プラントにおける防爆対応火災・爆発災害防止に寄与する必要知識

60,500 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:15 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 安全工学一般   化学反応・プロセス   HAZOP
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

工場・プラント・事業所・倉庫等の災害防御に― 多くの実績・ご経験を有する講師3名にご登壇いただきます。 <全体構成> 第1部 火災・ガス爆発災害のリスク低減につながる燃焼現象の理解 第2部 最新情報を含めた、防爆電気機器の関係法令と検定申請の留意点 第3部 保安レベルを低下させない、精緻なリスク評価による防爆範囲の合理的設定 

日時

【Live配信(アーカイブ配信付)】 2024年12月9日(月)10:30~16:15【アーカイブ配信】 2025年1月14日(火)から配信開始【視聴期間:1/14(火)~1/28(火)】  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】のみ

セミナー講師

第1部 (10:30~12:00)東京理科大学 創域理工学研究科 国際火災科学専攻 教授 土橋 律 氏【ご専門】安全工学、燃焼学1983年 東京大学 大学院 工学系研究科 反応化学専門課程 修了1983年 富士写真フイルム(株)1990年 東京大学工学部・工学系研究科 助手 講師、准教授を経て 教授(2005年)2024年 東京理科大学 創域理工学研究科 国際火災科学専攻 教授日本火災学会賞(2013年)、日本燃焼学会論文賞(2014,2018年)安全工学会 北川学術賞(2021年)、安全工学会論文賞(2014,2022年)
第2部 (13:00~14:30)(公社)産業安全技術協会 常務理事 兼 事業企画本部長 小金 実成 氏【ご専門】防爆電気機器に関する試験、認証、工場監査防爆電気機器の検定30年、IECEx認証10年
第3部 (14:45~16:15)(株)FPEC シニアコンサルタント 吉村 伸啓 氏横浜国立大学工学部物質工学科(安全工学)卒1996~2006年 高圧ガス保安協会:コンビナート事業者認定制度審査業務、法令基準策定業務、 海外実態調査業務(規格・基準類、事業者の安全管理態勢など)など2006~2008年 ズードケミー触媒(株)(現クラリアント触媒(株)):生産計画・管理、現場技術支援、量産化試験など2009~2021年 MS&ADインターリスク総研:火災・爆発、事業中断リスクに関する調査、シミュレーション、コンサルティングなど2021年より現職 危険区域の精緻なリスク評価、災害・防災シミュレーションなどのコンサルティング業務 企業側、行政側および第三者機関のそれぞれの立場から、産業保安分野における仕事に長年携わる。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

60,500円( E-mail案内登録価格57,420円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 60,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額30,250円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

11月1日申込み受付分から テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合: 受講料 46,200円 ( E-Mail案内登録価格 44,000円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナープログラム

第1部 (10:30~12:00)『火災、ガス爆発災害の燃焼現象としての理解とリスク低減策』【趣旨】火災、ガス爆発災害は、燃焼現象により発生する災害である。したがって、これらの災害における燃焼現象を理解することで、的確に災害のリスク低減をはかることができる。燃焼現象と災害のシナリオ、リスク評価等について概説する。【プログラム】1.燃焼現象の説明
1.1 燃焼現象とは1.2 予混合火炎と拡散火炎

2.火災、ガス爆発災害の過程(シナリオ)とリスク2.1 火災の過程(シナリオ)と発生可能性、被害の大きさ2.2 ガス爆発災害の過程(シナリオ)と発生可能性、被害の大きさ

3.リスク評価とリスクの低減対策3.1 火災のリスク評価に関係する特性値3.2 ガス爆発災害のリスク評価に関係する特性値3.3 リスク低減対策

4.まとめ□ 質疑応答 □

第2部 (13:00~14:30)『防爆電気機器の検定制度の概要』

【趣旨】日本の防爆電気機器の検定制度について、関係法令、検定の基準、検定申請の方法など概要を説明します。最新の情報を含めて解説しますので、初心者から申請経験者まで防爆機器に関係する方々の参考になる内容になっています。【プログラム】1.日本の防爆規制2.関係法令3.検定の種類4.検定の基準5.検定申請の方法6.検定における留意事項7.申請サポートほか□ 質疑応答 □

第3部 (14:45~16:15)『精緻なリスク評価による防爆範囲の再評価』

【趣旨】防爆範囲は、従来、危険物の取扱量、運転条件などに関わらず、一律に広く設定されていたが、定量的なリスク評価により合理的に設定でき、また低減できるようになった。その結果、危険物施設でのスマホ、センサー、カメラなどの非防爆機器の使用拡大、現場データのデジタル化などが推進され、作業の効率化や省力化につながっている。また、危険物を扱うあらゆる業種・業態で適用できるため、最近その活用が急激に高まっている。本セミナーでは、危険区域の精緻なリスク評価について、導入経緯、最近の動向とともに、その評価手法、評価上の留意点について解説する。【プログラム】1. 経緯と概要1) IEC規格の改訂変遷と国内への導入経緯2) 経産省ガイドラインとIEC規格3) 最近の活用傾向4) 用語(危険区域、放出等級、通常運転)

2.    従来の評価方法1) サンプル図による方法2) 特徴

3.    新しい定量的リスク評価方法1) 評価方法概要2) IEC Ed2.0とEd.3.0の違い3) 開口部面積4) 漏洩速度・ガス放出速度5) 放出特性6) 換気速度7) 換気度8) 危険区域の判定9) 危険距離10) 危険範囲11) 第1等級放出源の評価方法

4.    実際の運用1) 評価結果の示し方例2) 産総研エクセル計算プログラム3) 運用時の留意点4) よくある質問

□ 質疑応答 □※資料作成や当日の進行により、プログラムの一部が変更される場合がございます。