東京電力パワーグリッド(株)の最近の取組み
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 事業戦略 資源工学 省エネルギー |
開催エリア | 全国 |
カーボンニュートラルでレジリエントな社会の実現に向けた~「(株)アジャイルエナジーX」設立等、地域の分散型エネルギー有効活用と電気事業の将来像~
開催日:2023年04月12日
セミナー講師
東京電力パワーグリッド株式会社取締役副社長執行役員 技監岡本 浩 氏
東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻 博士課程修了平成 5年 4月 東京電力株式会社入社平成14年 7月 同社 本店技術部系統技術グループマネージャー平成22年 1月 同社 本店技術部スマートグリッド戦略グループマネージャー平成25年 7月 同社 本店パワーグリッド・カンパニー 系統エンジニアリングセンター所長 兼 技術統括部 兼 企画部平成26年 6月 同社 技術統括部長 兼 経営企画本部系統広域連系推進室長平成27年 4月 同社 常務執行役平成28年 4月 東京電力ホールディングス株式会社 常務執行役平成29年 6月 東京電力パワーグリッド株式会社 取締役副社長 経営改革担当令和 3年 6月 同社 取締役副社長執行役員 兼 技監 兼 行為規制管理者現在に至る
専門分野・主な研究テーマ:東京電力ホールディングスおよび東京電力パワーグリッドにおいて、電力システム・電力技術に関する技術企画・研究開発・国際標準化や経営企画に関する業務に携わる。
受賞歴:電気学会論文賞(1996年)第38回エネルギーフォーラム優秀賞(2018年)第42回エネルギーフォーラム普及啓発賞(2022年)
著 書:(単著)グリッドで理解する電力システム、日本電気協会新聞部(2020)(共著)電力系統の最適潮流計算、日本電気協会(2002) Dr. オカモトの系統ゼミナール、日本電気協会新聞部(2008) スマートグリッド学:戦略・技術・方法論、日本電気協会新聞部(2010) 電力システム改革の検証、白桃書房(2015) エネルギー産業の2050年 Utility 3.0のゲームチェンジ、日経出版(2017)
セミナー受講料
1名:33,550円(税込)2名以降:28,550円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
多くの国が2050年頃のカーボンニュートラル( CN )実現に向けたエナジートランジションの真っ只中にいるが、化石燃料消費を減らしていかなければならない一方で、地政学的リスクの顕在化に伴う化石燃料の需給ひっ迫・価格高騰等により世界的なエネルギー危機が生じている。この危機はエナジートランジションと表裏一体の関係にあり、中長期的にはCNとエネルギーの安定供給の両立が必要となる。本講では現下の電力需給の状況について述べるとともに、CNと安定供給・地域レジリエンスの両立に向けた東京電力パワーグリッドの取り組みを詳説する。
セミナープログラム
1. 昨今の電力需給状況 (1) 2022年3月の需給ひっ迫 (2) ひっ迫と余剰を繰り返す電力需給の課題2. カーボンニュートラル(CN)に向けた道筋 (1) CNを達成するための条件 (2) 東京電力グループのCNへの取組みの全体像3. Utility 3.0の実装と分散型エネルギー取引市場 (1) 再生可能エネルギー大量導入の課題 (2) CNと安定供給・地域レジリエンスの両立 (3) 階層型のエネルギーマネジメントと分散型エネルギー取引市場 (4) Utility 3.0の実装に向けた東京電力パワーグリッドの取り組み4. 分散型エネルギーを活用しきる仕組み (1)スマートレジリエンスネットワークの取り組み (2)分散型エネルギーと分散コンピューティングとアジャイルエナジーXの取り組み (3)GXとDXの同時実現によるスマートでレジリエントな地域の実現