地域医療連携ネットワーク「あじさいネット」の新展開戦略
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 情報マネジメント一般 政策・行政 医療機器・医療材料技術 |
開催エリア | 全国 |
あじさいネットの専門診療支援 オンライン診療とPHRへの対応 医療リソースを最大限利用した次世代医療
開催日:2023年04月14日
セミナー講師
NPO法人長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会 (あじさいネットワーク)理事長崎大学病院 医療情報部 部長/准教授・病院長補佐・消化器内科メディカルサポートセンター(MSC)センター長 松本 武浩 氏
平成元年 長崎大学医学部卒業平成元年 長崎大学医学部第一内科入局平成6年 長崎大学医学部第一内科消化器研究班平成9年 NHO長崎医療センター消化器内科・臨床研究部平成12年 国立国際医療センター情報システム部 厚生省医政局国立病院部政策医療課併任平成13年 NHO長崎医療センター臨床研究センター 政策医療企画研究部情報推進研究室研究員 平成15年 同 室長平成17年11月 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 先進予防医学講座 医療情報学 准教授 長崎大学病院 医療情報部 副部長令和4年4月~ 現職
【あじさいネットへの関わり】国立長崎医療センター勤務時、H14に電子カルテ導入、H16にあじさいネットを設立。長崎大学病院異動後、H20に電子カルテ導入、長崎市へのあじさいネット展開に尽力し、H21年運用開始。H22から長崎県の支援を受け、あじさいネットの全県下展開および診療支援・生涯教育支援を目的とした多彩な機能強化を担当しその開発・導入、運用支援、普及に従事。
セミナー受講料
1名:33,790円(税込)2名以降:28,790円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
新型コロナパンデミックは、我が国の地域医療の破綻をもたらし、先進各国と比較される中で、医療DXの遅れが露呈した。これに対し政府はマイナンバーカードの保険証利用に始まり、オンライン資格確認の義務化、全国医療情報プラットフォームの構築、電子処方箋運用の開始と矢継ぎ早に、医療分野の情報化を進めようとしている。一方、ICTを活用した地域医療の先鞭たる地域医療連携ネットーク(地連)は、これらの動きを踏まえどう発展させていくべきなのか、長崎県の地連である「あじさいネット」の取組みを通じて、次世代の地域医療の姿について概説する。
セミナープログラム
1.コロナにより露呈したわが国医療の問題点と政府の対策 (1)なぜ地域医療が破綻したのか? (2)かかりつけ医法制化 (3)政府の対応とその方向性2.地域医療連携ネットワークの位置づけとあじさいネットの機能 (1)日本のフリーアクセスと欧州のGPの違い (2)病診連携・病薬連携での利用 (3)在宅医療での利用 (4)診療所における外注検査データ共有と調剤情報共有3.あじさいネットの専門診療支援 (1)遠隔画像診断・遠隔病理診断 (2)ネットワーク型パス (3)周産期医療支援システム「すくすく」4.オンライン診療とPHRへの対応 (1)TV会議を利用したD to D to P型オンライン診療 (2)D to P型オンライン診療 (3)オンライン診療ソフトウエアを利用したPHR構築5.医療リソースを最大限に利用した次世代医療 (1)地連と全国プラットフォームのシナジー効果 (2)医療リソースを最大限に利用した次世代医療