厚生労働省が取組む医療DXの推進、課題と今後の展開

電子処方箋/電子カルテ標準化/診療報酬DX/マイナポータル
~電子処方箋先行実施開始で得られた課題と好事例を踏まえた今後の運用について~

開催日:2023年01月25日

セミナー趣旨

来年1月から運用開始する電子処方箋は、現在政府が取り組んでいる医療DX推進の柱の一つとして位置づけられている。厚生労働省としては、電子処方箋を皮切りに全国医療情報プラットフォームを構築するとともに、電子カルテ標準化や診療報酬DXなど、医療のあり方を大きく変革していくこととしている。
これは、日本の中長期的(2040年頃)な人口動態を展望すると、高齢者の人口の伸びは落ち着き、現役世代(担い手)が急減すると見られており、「総就業者数の増加」とともに、「より少ない人手でも回る医療・福祉の現場を実現」することが必要であることが背景にある。国民誰もが、より長く、元気に活躍できるような社会を構築していくためには、健康寿命の延伸や、医療・福祉サービスの改革による生産性の向上に取り組んで行く必要がある。
電子処方箋は、オンライン資格確認等システムのネットワークを活用し、現在紙で行われている処方箋データのやりとりをする仕組みである。これは、医療機関や薬局、患者それぞれにメリットがあると考えている。直近の処方や調剤履歴について、マイナポータルや電子版お薬手帳アプリ等と連動させることで、患者自身が確認出来るようになるとともに、医療機関や薬局においても、これまで患者の記憶に頼っていた薬の情報が「見える化」されることで、質の高い医療サービスの提供が可能となる。加えて、重複投薬や併用禁忌の自動チェックを処方箋発行と調剤時の二段階で行うことにより、形式的な疑義照会の件数減少や医療費の更なる抑制にも資すると考えている。更に、電子処方箋の導入により、非対面型の医療サービスの普及拡大に資すると考えている。
10月末より全国4地域で電子処方箋の先行実施が開始した。ここで得られた課題や好事例を踏まえ、運用開始に万全を期していく。

セミナープログラム

1. 医療DXの背景、取組状況
2. 電子処方箋推進に向けた取組状況
3. 課題と今後の方向性について

セミナー講師

厚生労働省
大臣官房総務課企画官(医薬・生活衛生局併任)
電子処方箋サービス推進室長
伊藤 建 氏

2005年 東京工業大学工学部卒
2005年 経済産業省入省
2010年 米国留学(人事院)
2013年 貿易経済協力局戦略輸出室 室長補佐
2015年 大臣官房広報室 室長補佐
        大臣政務官秘書官
2017年 産業技術環境局地球環境連携室 対策室 課長補佐
2021年 通商政策局 政策企画委員
現在    厚生労働省大臣官房企画官(医薬・生活衛生局併任)
          電子処方箋サービス推進室長

セミナー受講料

1名:33,570円(税込)特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録)

受講について

<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,570円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

情報マネジメント一般   政策・行政   医療機器・医療材料技術

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