初級機械設計技術者のための基礎知識(一流の機械設計技術者になるために)【全3回セット】

27,225 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

会員ログインして注文

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 オンデマンド
収録時間 275分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 機械設計   機械材料   機械技術一般
開催エリア 全国

機械設計技術者としてスキルを磨き、一流の設計者になるには?

初級機械設計技術者の基礎知識をテーマに、機械設計の理論と実践を幅広く紹介します。

あなたの機械設計技術が飛躍的に向上することをお約束します。

※このセミナーは【第1回】~【第3回】の全3回のセット受講となります。各回単独でのお申込みも可能です。

【第1回 考え方とプロセス編】はこちら【第2回 工学知識と製図編】はこちら【第3回 関連知識編】はこちら

セミナー講師

森内 眞 氏アルテム・イノベーション技術士事務所 代表技術士(機械部門)

セミナー受講料

27,225円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より4週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法はプロフィール内にあります専門家の「コーディネーター」に問合せからお願い致します。
  • このセミナーは1編ずつ購入していただくよりもお得な価格になっております。
  • JIS機械製図の規格は随時更新されます。

セミナー趣旨

機械設計技術者として、どのように自分のスキルを磨き、一流の設計者になることができるでしょうか?このオンデマンドセミナーでは、初級機械設計技術者の基礎知識をテーマに、機械設計の理論と実践を幅広く紹介します。

4力学と機械設計、メカトロニクスと機械設計、CAE、3Dプリンターなど、最新の技術動向や応用例を分かりやすく解説します。また、機械設計者のアイデア発想法や技術者倫理など、設計者としての姿勢や考え方も学びます。

このセミナーは、入社1~3年目ぐらいの初級から中級の機械設計者、および関連部署の方々を対象としています。機械設計の基礎知識を確認したい方や、自分のキャリアを広げたい方にもおすすめです。ぜひこの機会にご視聴ください。あなたの機械設計技術が飛躍的に向上することをお約束します。

受講対象・レベル

  • 入社後、1~3年くらいの初級~中堅の機械設計技術者
  • 設計部門に関連のある加工、営業、購買、組立等の担当者

必要な予備知識

  • 予備知識は特に必要ありません

習得できる知識

  • 機械設計の目的、および必要な考え方
  • 機械設計に必要な工学的基礎知識や材料、機械加工などの知識

セミナープログラム

【第1回 考え方とプロセス編】

1. 現代の機械設計に取り組む考え方

一流の機械設計技術者は、設計思想や設計ポリシーを持っていて、それに基づいて設計を進めていきます。設計思想は何を作るか、設計ポリシーはどのように作るかという違いがあります。

1.1 機械設計に必要な知識1.2 機械設計の考え方・定義1.3 よい機械設計者の行動とは1.4 成功循環モデル1.5 機械設計の仕事 内容1.6 PDCAを回す1.7 機械設計者の担当する範囲1.8 新規設計と類似設計1.9 機械設計者の心得1.10 機械設計で生じやすいミス1.11 機械設計のQCD

2. 機械を設計する目的と機械設計の位置づけ

機械設計のあるべき姿は、PQCSVL(パフォーマンス、クオリティ、コスト、セフティ、バリュー、ライフサイクルコスト)の各要素をバランスよく満たし、顧客ニーズや市場ニーズに応える製品やサービスを提供することです。

2.1 機械のあるべき姿2.2 機械を作る目的2.3 機械の構成2.4 メカ機構と制御機構2.5 機械が市場に出るまでのプロセス2.6 試作は必ずしも行う必要はない

3. 機械設計のプロセス

機械設計を行う際の一般的なプロセスは、要求仕様の確認に始まります。それを踏まえて、基本構想、デザインレビュー、詳細設計と段階を踏み、さまざまな要件を順次織込みながら進めていきます。

3.1 機械設計のプロセス3.2 要求仕様書3.3 DRと検図3.4 フロントローディング

4. 材料の知識

機械設計をする上で、材料の知識は必要不可欠です。誤った材料選択をした場合、大きなトラブルの要因になっていることは少なからずあります。機械設計で使う材料の特性や性能を正しく理解するようにしてください。

4.1 機械設計で使われる材料4.2 主材料記号の見方・表し方4.3 材料の特性4.4 機械的性質4.5 物理的性質と化学的性質4.6 主な材料の特徴4.7 熱処理4.8 表面処理

【第2回 工学知識と製図編】

5. 機械設計に必要な工学的基礎知識

設計者が必要とする専門知識は設計する機械の種類によって異なりますが、共通となる基礎知識は同じです。それは製図と四力学(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学を)中心とする工学的基礎知識です。

5.1 材料力学5.2 機械力学5.3 熱工学5.4 流体力学5.5 機械要素

6. 機械加工の知識

機械加工は設計の制約条件です。機械加工の知識がないと正しい設計を行えず、設計の次工程の加工工程への配慮もできません。機械設計技術者にとって機械加工の知識は非常に大切です。

6.1 機械加工の位置づけ6.2 機械加工の分類6.3 レーザ加工6.4 旋盤加工6.5 フライス加工6.6 研削加工6.7 ボール盤加工6.8 成型加工6.9 板金加工6.10 溶接

7. DFXの考え方による機械設計

DFXとは、ものづくりのすべての段階で起こるであろう課題を抽出し、配慮して設計を行う考え方とそのための技術的なガイドラインです。機械設計技術者にとってPFXの考え方は非常に大切です。

7.1 製品ライフサイクル7.2 DfXの考え方7.3 加工に配慮した設計7.4 組立に配慮した設計7.5 分解に配慮した設計7.6 調整を配慮した設計

8. 機械図面のルール

機械製図の3つの役割と、機械製図の持つ3つの価値についてお話しします。

8.1 機械製図の知識分野8.2 三面図の位置関係8.3 図面は第三角法で描かれる8.4 製図と読図力8.5 機械製図の価値 etc

9. 機械設計のツール

頭の中で浮かんだアイデアや考えたことを、紙の上やCADのディスプレイ上で表現する際に使うのが機械設計のツールです。ツールの変遷、2DCADと3DCADのメリット・デメリット、CAD全盛の現代においての手書き製図の価値などについてお話しします。

9.1 2DCADと3DCAD9.2 ドラフターから3DCADへの変遷9.3 3DCADのモデル9.4 3DCADの種類9.5 3DCADの応用展開9.6 手書き図の価値

【第3回 関連知識編】

10. 機械設計とメカトロニクス

現代はメカトロニクスの時代です。メカトロニクスの知識技術がなくては機械に所望の仕事をさせられません。機械設計とメカトロニクスの関わり、機械設計技術者の担当範囲などをお話しします。

10.1 メカトロニクスとは10.2 メカトロニクスの特徴10.3 機械設計とメカトロニクス10.4 メカトロニクスの構成10.5 メカトロニクスの制御

11. 設計の構想力・発想力を磨く

新しいことを生み出す設計者とそうではない設計者の違いは、個々人の能力や才能の差だけではありません。構想力、発想力を磨き高める方法があるのです。結果を出している人は無意識に、あるいは意識的にそういう方法を使っています。

11.1 設計者のアイデアの発想法11.2 ブレスト11.3 マインドマップ

12. 機械設計の周辺知識

国際単位系やJIS・ISOなどの規格をはじめ、機械設計の周辺知識についてお話しします。機械設計技術者は自分の専門分野だけでなく、周辺知識も積極的に学ぶようにしてください。

12.1 国際単位12.2 JISとISO12.3 安全規格と法令12.4 本質安全設計12.5 機械の品質12.6 リスクマネジメント12.7 リスクアセスメント12.8 3R12.9 技術者倫理

13. 最新のものづくり工場の紹介 ・・・安川ソリューションファクトリー(安川電機)

スマートファクトリーは工場内の機器や機械をインターネットにつなぎ、データを収集、分析、反映して生産性や品質の向上、コストの削減が可能になる工場のことです。変化に対応できる柔軟性や新しい価値の創造など、製造業にとって多くのメリットをもたらします。

13.1 工場視察レポート

14. 継続研鑽の勧め ・・・一流の機械設計技術者になるために

本セミナーで学んだことをさらに理解を深めるための書籍を紹介します。すべて私が目を通して選んだものです。自己研さんの参考にしてもらえれば幸いです。最後にアメリカの心理学者ウィリアムゲームズの言葉を紹介します。

14.1 おすすめ書籍の紹介14.2 贈る言葉