e-Mobility、xEV用リチウムイオン電池の輸送規則の改定状況と今後の動向

45,100 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 17:30 
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主催者 (株)AndTech (&Tech)
キーワード 電気、電子製品   運輸・物流技術   海外事業進出
開催エリア 全国
開催場所 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です

株式会社エーワイイー 代表取締役社長 朝倉氏が登壇!e-Mobility、xEV用リチウムイオン電池の輸送規則の改定状況と今後の動向のほか、基礎から実務での適用事例まで解説します!

■本講座の注目ポイントリチウムイオン電池は可燃性電解質を内包する電池であることから、危険物輸送規則のクラス9に分類されており、市場への製品供給だけでなく、使用済み電池の回収、リユース、リサイクルにおいて、輸送に規制を受けている。どのような規制、その背景は何か、電池製品の開発設計から製造、物流、サービス対応のさまざまな場面で生じる輸送規則の適用について解説!

セミナー講師

株式会社エーワイイー  代表取締役 社長  朝倉 吉隆 氏

略歴1976年 トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。車両開発での振動騒音性能を担当。1989年 東富士研究所での基礎技術開発を経て、本社開発企画部で車両総合制御システムの開発企画を担当。1995年 EV、HEVの開発部署に異動、電動ユニットの評価試験組織の基盤を整備。2006年 電動車両、車両駆動用電池の国際標準化、安全基準、電池輸送規則など国際基準、国際標準の業界活動に従事。各国専門家の課題認識を深め、技術渉外を担当。2017年4月 トヨタ自動車を退職、自動車業界に「恩返し」するため、㈱エーワイイーを設立し、技術コンサルタントとして現在に至る。1996年より、自動車技術会電気動力技術部門委員会委員、幹事を担当。電動車両技術の学術活動に貢献。

自動車技術会 プロフェッショナルエンジニア(電気動力/実験)。SAE Vehicle Battery Standards CommitteeでSAE標準作成・改定活動に参加(現在)。講師を編集 

セミナー受講料

【1名の場合】45,100円(税込、テキスト費用を含む)  2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

セミナー趣旨

リチウムイオン電池を用いたモビリティの普及が2015年以降急速に進んでいる。その中でリチウムイオン電池は可燃性電解質を内包する電池であることから、危険物輸送規則のクラス9に分類され、輸送には規制を受ける。その規制とはどのような規制を受けるのか、その背景は何かを知る機会は少ない。本セミナーでは電池製品の開発設計から製造、物流、サービス対応のさまざまな場面で生じる輸送規則の適用について説明し、受講者の皆さまが疑問に思われることを解説することで輸送規則へのコンプライアンスを高めていただくことを狙いとしています。eモビリティ時代の法規コンプライアンスを高めるために、実務者だけでなく経営者にとっても必須の基礎知識です。

注目ポイント

★リチウムイオン電池の基本構成、熱暴走、熱連鎖などを学習、習得できる!★eモビリティとリチウムイオン電池の先進電池の普及について、xEV駆動用電池システムの基本構成、xEVリチウムイオン電池の普及状況と将来見通しなどを学習、習得できる!★危険物の輸送と国際規制について学習、習得できる!★リチウム電池輸送規則と国連勧告モデル規則、各国の輸送規則について学習、習得できる!

習得できる知識

危険物輸送規則の体系リチウム電池の輸送規則の改正経緯と今後の動向

セミナープログラム

1    リチウムイオン電池を理解する1.1    電池の種類とエネルギー密度1.2    電池の種類とリチウムイオン電池1.3    リチウムイオン電池の発明と基本構成1.4    電解質の性状・製造方法による分類例1.5    全固体リチウムイオン電池1.6    リチウムイオン電池の熱暴走、熱連鎖とは2    eモビリティとリチウムイオン電池2-1  自動車の環境対応と先進電池の普及2-2    リチウムイオン電池とeモビリティ普及2-3     xEVの駆動用電池の動向2-4    xEVの電池交換システムとは2-5    xEVと電池輸送規則の関係2-6    xEV駆動電池システムの基本構成2-7    xEV駆動電池への安全要求2-8    xEVリチウムイオン電池の普及状況と将来見通し2-9    リチウム電池の輸送規則強化の背景2-10    電池保管における消防法令の規制の動向2-11    米国での消防規制2-12    中国での消防規制2-13    自動車ライフサイクルでの電池輸送規則の適用3  危険物輸送とは?3-1 危険物の海上運送3-2 危険物の航空輸送3-3 荷送人の責任3-4 輸送規則違反の罰則4  危険物輸送の国際規則4-1 危険物輸送に関する国際規則4-2 危険物輸送に関する国連勧告とモデル規則4-3 海上、航空輸送における危険物の分類5  リチウム電池輸送規則と国連勧告モデル規則5-1 国連勧告の改定経緯と輸送規則との関係5-2 輸送試験UN38.3の制定経緯と試験方法・判定基準5-3 Test Summary(試験成績書サマリ)の記載内容と使われ方5-4 ナトリウムイオン電池に係る輸送規則5-5 リチウムイオン電池の二次利用と電池輸送規則の関係6  各国の輸送規則7  質疑応答(よくある質問への回答を含めて)

---【講演者の最大のPRポイント】1995年から電気自動車、ハイブリッド電気自動車の開発に携わって以来、2008年からは現在急速に普及が進んでいるリチウムイオン電池の国際標準、自動車安全基準認証のほか自動車駆動用リチウムイオン電池の輸送規則(特に輸送試験規則のUN38.3)の適正化に向けた活動に業界団体の一員として取り組んできました。現在は米国自動車技術会(SAE)の自動車電池規格委員会、米国危険物輸送安全協会(COSTHA)に所属し、海外での電池輸送に関わる情報収集と分析に取り組んでいます。電池化学の専門家ではありませんが、門外漢の視点で長年取り組んできましたので、皆さんの疑問は私の疑問でもあり、ご一緒に考えていくことを基本としています。