超小型炉への東芝エネルギーシステムズ(株)の取り組み

33,850 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 JPI (日本計画研究所)
キーワード 原子力・放射線技術   電気・電子技術
開催エリア 全国

~革新炉導入における国内外開発動向、ハードル(規制課題、経済性など)について~

開催日:2023年09月21日(木)  16:30 - 18:30

セミナー講師

東芝エネルギーシステムズ株式会社磯子エンジニアリングセンター 原子力先端システム設計部プロジェクトマネージャ浅野 和仁 氏

2002年 名古屋大学大学院工学研究科 博士課程修了富士通総研、日本エヌ・ユー・エスを経て、2010年東芝に入社。原子力開発設計部にて新型炉(高速炉、高温ガス炉)のエンジニアリング業務を担当。2014年4月 原子力先端システム設計部マネージャ(新型炉担当)2020年4月 パワーシステム企画部マネージャ(技術企画担当)2022年10月 原子力先端システム設計部 プロジェクトマネージャ(新型炉担当)現在に至る

セミナー受講料

1名:33,850円(税込)2名以降:28,850円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) 

受講について

<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。

セミナー趣旨

東芝エネルギーシステムズでは、原子力イノベーションを追求した新たな概念として10MWt級のヒートパイプ冷却型超小型原子炉(MoveluX)の概念設計を進めている。国内外の革新炉開発状況ならびに事業環境を概観しつつ、MoveluXの特徴と開発状況を紹介する。尚、革新技術の導入は設備合理化など経済性向上が期待される一方、適用においては現状規制とのギャップが存在する。本講演では、具体事例を通じ革新炉実現に向けた現状課題の考察を試みる。

セミナープログラム

1. 革新炉概要  (1) 革新炉の分類・特徴  (2) 世界の開発状況2. 東芝エネルギーシステムズの革新炉への取り組み  (1) 開発ラインアップ   ① iBR(次世代大型軽水炉)  ② 高温ガス炉   ③ 4S(ナトリウム冷却小型高速炉)   ④ MoveluX(ヒートパイプ冷却マイクロ炉) (2) 適用イメージ   ① 電力市場における需給バランスへの対応    ② 産業セクタへのカーボンニュートラルへの貢献3. MoveluXについて  (1) 特徴   ① 安全性、経済性、多目的利用の追求  ② 炉心・燃料・冷却機構の構造  ③ ヒートパイプによる炉心冷却  (2) 技術開発状況   ① 固体減速材炉心   ② 水素化カルシウム減速材   ③ 熱輸送機器  (3) 今後の課題4. 革新炉導入に向けた課題 (1) 国内原子力発電事業を取り巻く環境 (2) 革新炉の導入にあたってのハードル   ① 規制課題   ② サプライチェーン