開催日:2023年04月24日
セミナー趣旨
東芝エネルギーシステムズでは、水素事業を展開しており、その一つとして水素製造システムの開発を行っている。水素製造技術はさまざまなタイプがあるが、その中でも、最も効率の高い高温水蒸気電解方式について、注目し、その研究開発状況および実用化に向けた取り組み、応用技術について詳説する。
セミナープログラム
1. 会社紹介
(1)事業概要
(2)水素事業について
2. 高温水蒸気電解による水素の高効率製造
(1)高温水蒸気電解技術の特徴と世の中の開発動向
(2)東芝における高温水蒸気電解技術の研究開発状況
(3)実用化に向けた取り組み
3. 高温水蒸気電解技術の応用
(1)CCU技術への応用
(2)更なる高効率化に向けた次世代電解
4. 今後の展開
セミナー講師
東芝エネルギーシステムズ株式会社
エネルギーシステム技術開発センター 化学技術開発部 カーボンキャプチャー&リサイクルグループ
エキスパート
長田 憲和 氏
2007年3月に山梨大学大学院博士課程を修了。博士論文のテーマは「固体酸化物電解セルを用いた水素の高効率製造」。専門は電気化学と無機材料化学。
2007年4月、株式会社東芝、研究開発センターに入社。固体酸化物燃料電池/固体酸化物電解セル用高性能電極材料、LIB用高容量電極、高感度センサーデバイスなどの研究開発に従事した。
2016年4月より、東芝の電力・社会システム技術開発センターに所属し、SOECの研究開発に従事。2018年、東芝グループの組織変更に伴い、東芝エネルギーシステム&ソリューションズ株式会社、エネルギーシステム技術開発センターに所属変更。その間、NEDOプロジェクトを含め、東芝のSOEC技術開発をリードし、現在に至る。
セミナー受講料
1名:33,840円(税込)2名以降:28,840円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
プラスチック分解微生物とは?求められる背景や仕組みについて解説
プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材ですが、その便利さの裏には深刻な環境問題が潜んでいます。毎年膨大な量のプラスチックが廃棄され、海洋や土壌に蓄... -
-
結晶性シリカ、構造と種類、用途など、わかりやすく解説
【目次】 1. 生活にはなくてはならない材料、シリカ シリカを構造で分類した場合、結晶性と非晶質に大きく分けられ、同じシリカでも似... -