現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 洗浄技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
マスタープラン作成/残留限度値設定/サンプリング/再バリデーション対応/DHTとCHTの設定/作業者教育/査察対応ポイント・具体的な指摘事項/Data Integrity etc…
☆洗浄バリデーションを体系的に学べると好評のセミナーです。☆過去のセミナーの質問に対する回答もご紹介いたします!☆毎年最新の情報を踏まえて解説する人気セミナーです!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:12/9~12/17(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター 宮嶋 勝春 氏【専門】製剤学 薬剤学【職歴】2000年‐2006年 テルモ㈱ 主任研究員 標的指向型リポソーム製剤の開発を担当2006年‐2008年 奥羽大学薬学部 准教授 薬剤学・製剤学を担当2008年‐2016年 武州製薬㈱ 製造技術部 部長 各種製剤の技術移転及びFDA、PMDA、KFDA、ブラジル当局をはじめとする各種査察において、洗浄バリデーション関係の回答者として対応。2017年‐2023年 ナノキャリア㈱ 研究部部長、取締役(監査等委員)2023年‐2024年 NANO MRNA㈱ 顧問2024年- PURMX Therapeutics, Inc.シニアダイレクター【学会活動等】1999年‐2000年 日本薬学会 評議員.2002年‐2004年 ISPE日本支部 理事2011年‐2016年 製剤機械技術学会 理事2016年‐現在 日本薬剤学会 評議員
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
21世紀に入り、医薬品製造現場における品質保証の取り組みは大きく変化した。 それは、品質リスクマネジメントとQuality by Design(QbD)に基づいたプロセス開発・バリデーションという言葉で表すことができる。 そして、それに伴い洗浄バリデーションに対する取り組みにも変化が求められている。 特に、洗浄バリデーションの中で検討しなければならないことは数多く存在し、そこでの失敗を防ぐためには、GMPの基本、そして洗浄バリデーションの要件をしっかりと理解して、自社に適した方針作成が求められている。 本セミナーでは、最新のバリデーション、そして品質保証の考え方、そして洗浄バリデーションにおいて検討すべき項目やその留意点、規制当局による査察時の指摘事項などを紹介するとともに、特にワーストケースの考え方・残留限度設定手順(特に毒性データに基づく設定)・ホールドタイムの設定方法・目視確認の有効性評価などの課題に対して理解を深めるとともに、適切な対応を図るための基礎的な知識を提供する。
習得できる知識
・ QbDに基づく洗浄バリデーションの考え方・洗浄バリデーション時に検討すべき事項とその対応事例・ワーストケースに基づく洗浄バリデーションの考え方・取り組み・残留限度値設定のための考え方-従来の方法と毒性に基づいた方法-・査察に対応するためのポイントと具体的な指摘事項・Process Validation Stage 3に対する取り組み
セミナープログラム
1.はじめに 1-1. 医薬品の品質保証の歴史 -GMPとValidation- 1-2. あらたな品質保証へ‐数値からStoryへ- 1-3. 洗浄バリデーションの歴史 1-4. 回収事例にみる洗浄バリデーションのポイント
2.規制文書が求める洗浄と洗浄バリデーションのポイント 2-1. JGMPにおける洗浄バリデーション 2-2. EU GMPにおける洗浄バリデーション 2-3. cGMP における洗浄バリデーション 2-4. ASTM Internationalのガイド(E3106-18)における洗浄バリデーション 2-5. Destin LeBlanc's cleaning validation memos
3.洗浄バリデーションを実施するために必要となる文書 3-1. バリデーションマスタープランとは 3-2. マスタープラン作成上の留意点 - 洗浄バリデーションマスタープランに記載すべき事項 - 洗浄バリデーションマスタープランと洗浄手順書の関係 - マスターバッチレコードと洗浄記録 - Logbook記載上のポイント
4.洗浄バリデーションにおける検討事項 4-1. 洗浄バリデーションの評価対象 4-2. 洗浄方法(マニュアル洗浄、CIP、SIP) - マニュアル洗浄、CIP、SIP - 専用部品と共用部品 4-3. ワーストケースに基づく洗浄バリデーションへの取り組み - ワーストケースとは何か - ワーストケース設定上の注意点 - ワーストケースに基づいたバリデーション 4-4. ダーティホールドタイムとクリーンホールドタイム‐何を評価すべきか‐ - ダーティホールドタイムの設定方法 - クリーンホールドタイムの設定 4-5. 残留限度値の設定の考え方 - 10ppm、0.1%、に科学的な根拠はあるか ・ 具体的な計算事例 ・ 共有表面積の考え方 - 毒性に基づいた基準‐90%の薬物で限度値が高くなる?‐ - 目視基準をバリデーション時の残留性評価に利用できるか? 4-6. サンプリングの留意点 - Swab法か、Rinse法か - 回収率は、何%が求められるのか - 分析方法の選択 ‐TOCでの評価は可能か‐ 4-7. キャンペーン生産への対応
5.作業者の教育訓練時の留意点 5-1. 洗浄作業者の適格性確認 5-2. 目視検査員の適格性確認 ‐ - 限度値評価のための適格性 - 洗浄終了時の確認のための適格性‐Dirty or Clean‐
6.査察時に留意すべき事項 6-1. 査察手順 6-2. 準備すべき文書 6-3. 回答者が留意すべき事項 6-4. 指摘事項の具体例
7. ライフサイクルを通した洗浄バリデーション 7-1. Continued Process Verification(CPV)への対応 7-2. 製品品質の照査とCPVの違いとは何か
8. 参加者からの質問への回答‐過去のセミナーでの質問に対する回答‐ (例)限度値の計算結果が検出限界以下となった場合にどうするか?
9. まとめ
【質疑応答】
キーワード:医薬品,バリデーション,GMP,PiC/S,セミナー,研修,講習